【NO.79】爽快！マレー鉄道日記 （2010） ☆☆　- 最終話 -

【１０日目：　チャンギ国際空港　⇒　帰国、3月25日（木）】

ハーバーフロント（セントーサ）からチャンギ国際空港へはＭＲＴを使って約30分。

東北線で１つ目のアウトラム・パーク駅で東西線に乗り換え、

ラッフルズ・プレイス駅やシティ・ホール駅、ブギス駅といった今となっては思い出の地を後に、

タナ・メラ駅でチャンギエアポート行きに乗り換え２つ目で下車。

９日前シンガポールに着いたときにまず購入したのが[ＥＺリンクカード]といって

いわばＪＲ東日本でいう[ＳＵＩＣＡ]のようなチャージ式乗車カード。

これ一枚でバスにも電車にも乗れ、台湾でもそうですが切符を買うよりも20%くらい安くで乗車でき

使わなくなったら払い戻しもできるという代物です。

こういうカードの存在を知っておくことは短中期バックパッカーにとってはちょっとしたアドバンテージでしょう。

　⇒　１０日間で思ったよりヒゲが伸びませんでした。。次回は期間をもっと…


で、この[ＥＺリンクカード]の甲斐もあってすいすいチャンギエアポートまで行けると思っていたのですが、

途中の乗り換え駅であるタナ・メラ駅で待てども待てども電車が来ません。

電車は5分おきくらいに次々やってくるのですが、すべてパシール・リス駅行き。

最終が23時18分ということと、何と言っても明日の早朝のフライトに乗らないととんでもないことになることもあって、

30分待って下階にある改札まで行き、

「空港までの電車が来ないんですが、次は何時に来ますか？」と聞くと、

「ここはタナ・メラじゃないわよ。パヤ・レバよ。」と女性の駅員は言いました。

「・・・な、なるほど。さ、さんきゅ。。」

確認しなかった私がいけないのですが、似すぎです！！

”タナ・メラ”、”パヤ・レバ”・・・


　⇒　チャンギ国際空港はターミナルが３つあってそれぞれをモノレールで繋いでいます。


21時10分。

予定より30分遅れて到着。

明日の5時までには余裕がとてもあるのですが、

チャンギ国際空港の地下にはショッピングモールばりに店舗が軒を連ねていることを知っていて、

お土産や最後の買い物を楽しもうと思っていたのでこの遅れは残念でした。

21時で閉まる店舗もありましたからね。


　⇒　シンガポール庶民も利用するというスーパーも空港地下にあります。


寝床（待合の椅子）を確保するにはまだ早い時間だったので空港散策を始めます。

思っていた以上に地下のショッピングモールは賑わっていました。

お土産。私の旅は大概一ヶ所に泊まらず町を転々とするのでお土産は旅の最後に買うのが定番です。

そしてできるだけ地元民が食べているようなものを買うようにしています。

うちの会社のみなさん、いつもはずれが多くてすみません。。

特に店舗のパートさん用に買ったチョコーレート。

差し上げた後に試食してみたのですが、あれ、かなりまずかったですね。。


　⇒　ビビットスクエアにも同じ棚がありますね！！


23時。

明日は日本にいることを考えると気が抜けてかお腹が無性に空いてきて

それでいてジャンキーなものが食べたくなってきたのでマックを頂くことにしました。

ビッグマック。うまかった！！

この味をしめて今まで積極的にマックを食べるほど好んで食べていませんでしたが、

帰国後１ヶ月ぐらいは事あるごとにビッグマックを食べていました。

旅の後遺症でしょうかね。。


　⇒　クレジットカードが使えましたよ！


チャンギ国際空港にはハードロックカフェがあることを知っていたのですが、散策せどもなかなか見つかりません。

空港にあった地図を見てみるとどうやらチェックイン後にも店舗がいくつかあり

その一角にあることがわかりました。

ハードロックカフェ。これも私の旅の醍醐味のひとつ。

何回か書いてきましたが、私は世界各地のハードロックカフェのショットグラスを集めることがささやかな趣味なのです。

ですから、近くにハードロックカフェがあるとわかっているのに探せないのは解せないのですね。


　⇒　ありました！！


4時30分。

チェックイン開始。

頭がぼーっとしており、チェックイン時に英語がぱっと出てくるか心配でしたが、

「一人ですか？」「席の希望はありますか？」「預ける荷物はありますか？」

やり取りはいつもと同じなので何とか無事に手続きすることができました。

チェックインを終えるとすぐにハードロックカフェがあり、眠いながらに歓喜しました。

「何時に開きますか？」

「5時よ。」

朝からハイテンションな40代くらいの太っちょおばちゃんが教えてくれます。

5時まで近くにあったフリーのネットを使ってこのブログに「帰国しますよ」の記事を書いていたのですが、

一度に10分までと制限がかかっていたようで途中でシャットダウンされてしまいました。

「・・・、バカ、ヤロウ、、」

眠すぎていたので憤慨とまではいきませんでしたが、リアルレポートが小さな夢だった私でしたのでついつい言葉に出してしまいました。。


　⇒　おやすみなさい。


搭乗まで残り1時間。

意識が飛ばないように我慢我慢。

自分の顔を写真に収め酷評することで時間を潰しました。

7時20分離陸。

飛行機のなかで7時間。

なぜか最後の最後に再びテンションが上がり、映画を２本（ブルース・ブラザーズと何か）見て過ごしました。

家に着いたらビールを飲もう。

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【本日の費用】・・・RM1=約27円、S$1=約65円

　・　食費　　RM12.6
　・　交通費　RM 3.3、S$3
　・　宿泊費　
　・　お土産等　RM38.5
　・　トータル　：　RM54.4+S$3（= 1,700円）

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さようなら、シンガポール。
さようなら、マレーシア。
さようなら、タイランド。
地元の方々、たくさんお世話になりました。
それぞれの国の文化や風習、身を持って体感することができました。
本当にありがとうございます。

最後に、私がこうしていつも突然とそして気ままな旅を続けられるのは共に働いている職場のみなさんのおかげ。いつも快く仕事を請け負って頂きそして肩を叩いて送り出して頂き本当にありがとうございます。感謝感謝です。

最後の最後に、、
いつも心配してくれますが後押ししてくれる両親に感謝します。
あなたたちの子供でよかった。

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