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【NO.47】もっと!台湾トコトコ日記 (2009) = 第拾話 =

大人気サイト「台湾トコトコ日記」のフェードアウト的終了から3年。ついに第二弾が開幕!なんとこの間、台湾人の妻と結婚し、旅もよりディープ?な方へ。このブログでは、台湾やアジア諸国の情報に加え、マイレージの貯め方やポイントサイトの利用方法など、日本人夫と台湾人妻が実践している日常生活の知恵なども綴っていきます。夫婦共々どうぞよろしくお願いします(^- ^ )

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  •  投稿日:2024-05-05
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【NO.47】もっと!台湾トコトコ日記 (2009) = 第拾話 =





11時。

横町の母と別れ、お次は台北市の南にある温泉郷、烏来を目指します。

烏来は標高1,000mの山間に位置し、今も原住民のタイヤル族が多く暮らしています。

台北駅から新店線で南に11駅、終点の新店駅で下車し、

さらに新店客運バス(40元=100円)で約30分行ったところにあります。




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 ← ん?遠くに何か見えるが??


バスから降りると屋台やコンビニ、飲食店がところ狭しと並んだ通りがあり、

ひやかしながら10分くらい進むと大きな川に出ます。

橋から見ると遠くに何か人影が見えたので何かな?と思いつつもその時は気にも止めませんでしたが、

まさか探していた無料の温泉がここだとはその時は思いもしませんでした。


烏来は、タイヤル族の郷土料理やダンスが楽しめたり、遊園地や雲仙楽園といった一部観光化されたところもありますが、

私はそれよりもより土着を目指し、ばしばし山間へ入っていきます。


 ← おっ!トロッコ発見!!

 ← ディズニーランドみたい。


トロッコ好きの私。

片道50元(=130円)と乗り物にしては高いなと思いつつも、

乗りたい衝動を抑えきれず乗車することにします。

1両2人乗りで3両編成の一番前の席でスタンバイ。

この日は小雨がパラついていましたが、雨好きの私はボルテージが一気に高まってきます。

山間から出る温泉の蒸気と霧が山あいで交じり、さらに小雨が風情豊かにしてくれます。


 ← 烏来滝といっしょに。ヒゲが濃くなってきた!


瀑布駅で下車し、少し歩くと滝の音が聞こえてきます。

またまた滝好きの私のボルテージは急上昇。

しかも台湾最大級の瀑布らしく、滝つぼの様子と水しぶきの勢いが気になって仕方ありません。

ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーー!!!!!

「おっ!いいねぇ。ドラゴンボールだねぇ。」

周りを山で囲まれ川が流れ滝が落ちる。まさに山水画の風景です。


 ← 温泉街


帰りはトコッコを使わず、トロッコのレール沿いを歩き20分くらいかけて下山。

気分がよくなってきて、一人歌を歌いながら下山します。

曲はこの場の雰囲気とは全く関係なくビートルズの"HAPPINESS IS A WARM GUN"。

3つの曲を一つにまとめたことで変調が激しいジョンの曲です。

歌詞はエロエロなのですが、曲の雰囲気が好きで昔からよく口ずさむ曲の一つ。

滝の音と雨の音で本気で歌っても誰にも迷惑をかけません。

そもそも人が全くいませんでしたからね、、

コーラスがたくさんある曲なので下山するまで繰り返し違うパートを歌い続けました。


 ← あら!!!!!!


下山後、ガイドブックにこの辺りに無料の温泉があると書いてあったので、

しばらく近くを探してみますがなかなか見つかりません。

近くの山で捕れたという猪のソーセージを食べながらふと思い付きます。

(売り子のお姉さんがかわいかった。。そして北京語で普通に会話できたのがうれしかった。)

「もしかして!来るとき橋から見えたあれがそうじゃないか??」

物は試しに脇道に逸れ、地元道らしき道を進むと、

なんと!!川に浸かっている住民発見!!!!!

まじビビりです。

今まで旅をしてきた中でこんな風景をリアル見たのは初めてで

せいぜいテレビで見たことがあったくらいだったので、今、目の前にあるこの光景が信じられませんでした。

ちなみにこの川の中にある温泉に後ほど足を入れたのですが、生涯最高級の熱さで入れませんでした、、


 ← 川のそばに温泉があります。


郷に入らずんば郷に従え。

フルテ○ンの方はおらず水着着用が必須のようだったので、

まいっかとトランクスで入浴の準備を始めます。

準備といっても特に更衣室があるわけではなく、物置があるだけなのでその周囲でぱーっと脱いで準備完了。

どうやらここに入りにくる人たちはほとんどがタイヤル族の方のようで、

水着に少し何かを羽織って自宅に帰られる方が多いようです。

湯船が3つあり、ひとまず近くにあった湯船に入ります。

「っく、くく、、あっつ!!!」

高温に比較的強いはずの私が熱がっているわけですから軽く50度は越えていたと思います。


 ← そばもそばでそばです。


それでも何とか耐えぬき、隣の湯船に場所を変えます。

すると、髪の毛をオレンジに染めた60歳くらいのおばちゃんが近づいてきて声をかけられます。

「Are you chinese? or Japanese? Korean?」

「我是日本人(ウォシリーベンレン)」

「No, You haven't better wash your face!」

どうやらここの水は汚いようで顔は洗わない方がいいと言っているようです。

このオレンジおばちゃんは英語が堪能でこちらが知らないような単語をたまに交えながら、

お風呂の入り方やタイヤル族についてたくさん話をしてくれました。


 ← クールダウン中、、


一番初めに入った湯船は一番熱い湯船だったそうで、

本当はその隣のぬるい湯船から入り徐々に慣らしたあとで入るのが本当だったようです。

しかも私ははじめに激熱風呂に5分も入りましたが、ヤングピープルは1分入ればよいとのことでした。

このあと、オレンジおばちゃんにお茶を頂いたので、私も日本のペットボトルのお茶を上げ別れました。

そうそう。来る時着ていたトランクスはすでに水着になっていて、

もちろん着替はありませんでしたから、パンツを履かずにズボンを履き、次の地を目指すのでした。


実はここでカメラの電池が切れてしまったので次回から文章のみか他サイトから近い画像をお借りして更新したいと思います。


では、また来週!

再見!再見!

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