← ター・ティアン船着場前の通り。
船着場の前には大概こういった物売りのお店が軒を連ねて並んでいます。
一区間だいたい3分くらいで着きますけれど、遠いところですと1時間2時間をかけて船で渡るんですねぇ。。
なので、船着場の前には腹ごしらえのお店がたくさんあるんですね。
← ター・ティアン船着場の入口
ジャングルクルーズを連想させ、テンションも盛り上がってきます。
ちなみに、一概に船といっても種類が大きく分けて4つあります。
◇ チャオプラヤー・エクスプレス・ボート・・・路線バスのような感じ
◇ 渡し船・・・両岸を往復する渡し船
◇ 水上タクシー・・・水の上ならどこでも行ってくれるタクシー
◇ 運河乗合ボート・・・水上タクシーが観光向けならこちらは市民向けといったところ
さらに、チャオプラヤー・エクスプレスには5種類あって、船の後尾に立っている旗の色によって、
特急/快速/急行/鈍行といった感じに決まっていて、料金も特急ほど高くなるしくみになっています。
← でたー!!乗合ボート!!
水上ボートと乗合ボートはさすがに乗りませんでしたね。。
何といっても船体が低い!そしてスピードが激早なんです!
船体が低い分、おそらく体感速度は相当なものがあるんでしょう。
そんなボートに地元民はどんどん乗り込んでいきます。。
やっぱりここはアジアでした、、
そして私も乗る気満々でしたけれど、人が乗っているのを見てすぐチャオプラヤー・エクスプレスを選択することにしました。。
← ちょー感動!!これがワット・アルンです!
ター・ティアンの船着場に来た目的は市内に出ることの他に、この旅で一番見たかったワット・アルンを対岸からみること。
三島由紀夫の小説「暁の寺」のモデルになっているのがこのワット・アルンというのは有名な話。
この日は案の定閉まっていたので行けませんでした(4日目に訪問)けれど、
よくよくみると塔には陶器がたくさん埋め込まれて、これが夕方になると夕日に反射して幻想的な風景を創り出していたんですね。
行って初めてわかったこと。行かないとわからないこと。感動っす!!
← 船頭さん、かな〜りゆる〜いオーラ出まくりです。。
船には運転手さんと船頭さん、お金を集金する人の3名がスタッフとして乗っています。
写真の船頭さん。何なんですかね〜。
船が出発して船着場から1mくらいすでに離れているのに、余裕なのでしょうか?
手を船に伸ばして「よっこらせ」みたいな感じで乗船していました。
チャオプラヤー川に落ちたことはないのだろうか、、
まぁ、落ちても「そんなの関係ねー」というのがタイ人なのかもしれませんね。。
← こんな風景、テレビで見たことある〜
それにしてもチャオプラヤー川は濁りすぎです。
汚染も一つはあるかもしれないですけれど、元からこうだったみたいですよ。
川底の成分が土や泥といったことに起因するのでしょう。
でもでも、見えないからって船の中からゴミをポイポイ捨てるのはよくないですよねぇ。。
← チャオプラヤー・エクスプラスの船窓から
チャオプラヤー川の両岸にはたくさんのワット(= 寺)があって、
船上からそれらを見るのもまた新しい発見をすることができます。
裏側はこうなってたのかとかね。
← 同じくチャオプラヤー・エクスプラスの船窓から
ター・ティアンから目的地のサートーンまでは鈍行で9駅。
所要20分くらいで着きます。(13B = 35円)
はっきり言ってタイ語はふにゃふにゃしていて全く読めません。
降りる場所が近づいてくると結構ナーバスになってくるんですよね。
感と小さく書かれた英語を頼りに、無事サートーンの船着場で降ります。
← BTS(スカイトレイン=モノレール)シーロム線
サートーン船着場の前には、電車シーロム線のサパーン・タークシン駅があって、
船から電車へスムーズに乗り換えることができます。
そうそう、後々の話のために説明しておきますけれど、タイの電車は大きく分けて3種類あります。
◇ スカイトレイン・・・バンコク市内の上空を走るモノレール。スクムウィット線とシーロム線の2種類あります。
◇ 地下鉄・・・バンコク市内の地下を走る電車。
◇ タイ国鉄・・・タイ国内を北から南、東から西へと横断する電車。
スカイトレインと地下鉄はほんとよく乗りましたねぇ。
それぞれ切符の買い方が日本と違いましたけれどすぐ慣れちゃいます。
行き先をタッチするんですけれど、もちろんタイ語はふにゃふにゃすぎて読めないので英語表記に切り替えるのですが、
それでもタイ語を英語にしているので、イメージと違う部分もあって行き先を選ぶ作業にはちょっと苦労しました。
18時30分。
サラディーン駅で下車。
そろそろいい時間になってきたので、宿探しを始めます。
とその前に、スワンナプーム空港で1万円しか両替していなかったので、
明日以降のために両替をすることにします。
空港では、1万円が3,537B。
市内では、3,552.5B。
つまり、1万円で15B( = 40円)くらいしか変わりませんでした。
時間がない方は空港である程度両替しても大損になることはないですね。
← この旅中4日間お世話になった部屋
両替屋さんの5件くらい隣に日本で事前に調べていた安宿のムーン・ホテルを発見!
1日350B(= 1,000円)の安宿。
これがどれくらい安いか。おそらくタイ全土の中でも安い順で上位5位には入ると思います。
なので、それ相当の覚悟が必要になります。
「奥さんやガールフレンドとは絶対に行ったらダメですよっ!」
それくらいの宿。別れる原因になるでしょう。。
1階が大衆食堂になっていて、特に入口がなかったので食堂から入り(といってもドアというドアは全開でしたが、、)、
店員さん(といっても客と区別はさほど付かないっす)に「泊まらせて欲しい」旨を英語で伝えます。
「・・・」
「*□@○☆△◇*□@○☆△◇*□@○☆△◇、、」
あ、それ、タイ語でしょ?ムリムリムリ・・・
こんなこともあろうかと、タイ語のスピーキングブックを取り出し改めて説明します。
すると横から聞きなれない英語が微かに耳へ。
おばちゃん店員の息子らしき方がいくつか英単語を知っているようだったので、
こちらも負けじと
「〜〜〜〜〜〜!〜〜〜〜〜〜!?〜〜〜〜〜
」
何とかタイ語まじりの英語とジェスチャーでわかってもらえたようで無事お泊り交渉成立。
で、案内されたのが上の写真。
ベットあり、シャワーあり、トイレあり、いいじゃん!!別に。
台湾のときはドミトリーですべて共同だったし。
値段の割には私的には全然okな部屋でした。初日はね、、
← これは何だ??
部屋にあったミネラルウォーターらしき水を手に取ります。
何だこれは?水か?
タイ語のちょろ文字でいろいろ説明が書いてありましたけど、、
読めないって言ってんじゃん!!
そして、下の方に英語で、"ミネラルウォー"と。
「んん!?最後の"ter"はどうした??」
文字が消えていました、、
なかなかやってくれます。
そして、95%型ミネラルウォーターをがぶ飲みします。
「うん、たぶん大丈夫、たぶん、、」
「あ、お菓子もあるじゃん!何だろ?」
っと開けてみたら、
・・・石鹸でした、、
というわけで、今日はこの辺でおしまい。
この後もこの日の旅は続き、タイきっての夜の繁華街パッポン通りや日本人向けのナイトクラブが多く集まるタニヤ通りを散策します。
モラルとして書けないことを書いてしまってコミ・ブログ次回ついに完結か、
多くを語らず淡々と次回に進むか、
どちらかでしょう。
どうなるかは私の気分と神のみぞ知るところ。
次回もふつうにお楽しみに〜。
サワディーカップ!!
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