→ スアンルム・ナイトバザールの中心
上の写真がマーケットの中心で、ここを起点にエリアが4つに分かれ、
さらに各エリアごとに通路幅1mくらいの通りが7本程度あり、
その両脇に出店が毎晩立ち並んでいます。
→ とある通り?
通りがたくさんあり過ぎて迷子になります。
実際見たことがある露店を何回も見ました。
けれど、それでも飽きないのがここの魅力です。
雑貨や衣類、家電製品などのお店が軒を連ねていて、
気になったものがあれば通りからでもじーっと見ていれば店員さんが声をかけてくれます。
買わなくても会話を楽しめる、人と触れ合えることを幸せに思えるそんな場所です。
→ とある通り?
こちらは宗教系のお店が集まるエリア。
照明が落とされ、線香の香りが漂う。
いるだけで気持ちが癒されます。
しばらく歩いているとインドのお店があり、ガンジス川に憧れている私はついつい店の中へ。
お決まりのガネーシャの置物に迎えられ、畳み2畳程度のお店を物色します。
お目当てはインドミュージック。
「Excuse me. Can you speak English?」
「Yes, Anything? 」
インド人の美人な女性。声も顔もかわいくてとてもキュートでした。
「I'm looking for the Indian music, which is a female sings.」
「The song playing on now is good, espesially bass sound.」
すでにホロ酔い気分ということもあって、文法なんて気にせずペラペラしゃべりまくります。
頭が解放された酔っ払いは流石。
相手が言っていることもほとんど理解できますし、言いたいこと以上のことがスラスラ出てきます。
ビートルズを通してインドの文化に興味を持ったこと。
シタールのしくみ、インド人にとってのガンジス川の意味。
本当にたくさんのことを教えて貰いました。
3枚のCDを購入。全部で500B(=1,300円)。
端数の20Bは「あなたいい人ね」プライスでおまけしてくれました。
→ ぼえ〜〜♪ぼえ〜〜♪
通りから少し外れたところにライブ会場を囲むようにして
食べ物屋さんの出店が並んでいます。
毎晩のようにプロ・インディーズ・アマチュアの枠を越え、
タイのバンドが代わる代わる演奏しているとのこと。
昨日に続きビール片手にじっくり聴きながら、インドのお店で高まったテンションをさらに高めます。
日替ですし、何といっても毎晩無料でライブを観れるところが最高ですね。
→ 地元の兄ちゃんも真剣
お腹が空いたら会場を囲むようにしてある屋台へ。
おいしそうな食べ物がたくさんあります。
チューチークン、ヤムウンセン、クンオブウンセン、ケーンキャオワン、
トムヤムクン、トートマンブラー、プーバッポンカリー、トムカーカイ、、
タイを代表する食べ物はほとんどここで食べられます。
しかも屋台なので、どれも大抵100B(=260円くらい)あれば食べられます。
→ これでいいかい?
言葉がしゃべれなくても大丈夫。
屋台の上に付いている絵を指せば察してくれます。
「これ。」
写真に写っているおばちゃんが手際よく作ってくれます。
「5分くらいかかるからその辺に座っときな。」
そんな感じのタイ語に反応し、その5分をビール調達の時間に充てます。
「チャーンビール」
「チケットは持ってるか?」
「・・・」
黙っていると、近くを歩いていたボーイのお兄さんがここでの食事の方法を教えてくれました。
どうやら入口で売っているチケットを買って、支払いを個々のお店でするとのこと。
チケット売場を指でさされたものの買い方が分からず、遠くにいるお兄さんにまた聞きに戻り
今度は一緒に着いてきてくれて無事買うことができました。
→ 酔っ払いな私とダンディなお兄さん
このお兄さんにはことあるごとにお世話になったので、
5杯めのビールの時に一緒に記念撮影。
改めて見ると、私も結構タイ人並に焼けていますね。
そして、世界に3人いるという自分似の人を見つけてしまったような。。
そうでもないかな。。
→ 今日は蓋を開けてくれてよかった、、
5分後。
おばちゃんが先ほど注文したナッツと肉の炒め物を席まで持ってきてくれました。
これが激うまいっ!!
お兄さんにも「アローイ(うまい)」と言って少し分けて上げました。
さすがにビールは受け取りませんでしたけれど、、
→ おらおら、喰え喰え
お腹が満たされたので露店のエリアへ戻ります。
不思議なお店を発見!
フィッシュ・マッサージ。
魚くんがいる水槽に足を入れると、魚くんたちが足の角質を食べてくれるとのこと。
「さかな♪さかな♪さかな〜〜〜♪」
これがちょー気持ちいっ!
そこへ初老のアメリカ人夫婦が登場。
奥さんがフィッシュ・マッサージの生簀の隣にあったマッサージチェアに座ります。
既にアルコールが入って顔が赤くなっている旦那は、フィッシュの方が気になるよう。
「Hey, Mr. Commmmmmon! Feel So Gooooood!」
最初は遠慮していたMr.もついに参戦。
→ ぐははははは。
バージニア州から来たというジョニーおじさん。
昨日タイに着いて明日マレーシアへ、さらにニュージーランドへ行き
合衆国に戻るとのこと。
「やるなー、ジョニー。そんな生活に憧れるぜ!」
すると、お次はさらにもうひと組の初老のアメリカ人が。
「Halloooo. Are you ready?」
こちらのカップルも奥さんはマッサージチェアへ。
そして旦那のフレッドおじさんはフィッシュワールドへ。
実に楽しい。本当に楽しかった。
酔っ払い3人でジョークを言い合いながら過ごした時間。
タイなのにタイじゃない。いや何でもありなのがタイなのか。
フィッシュ・マッサージ最高です!
→ DJアニキ
タイの音楽事情は結構日本と異なります。
店頭に並んでいるものは大抵が半年以内に発売されたCDで、まず古いものはほとんど置いていません。
そして、路上で販売しているお店には必ずDJがいます。
「これ聴かせて。」
DJがかけてくれます。
なかなかの音質。多少DJ機材を触ったことがあるのをいいことに
自分好みの音質へ調整。
「あんた、なかなかやるねぇ。」
「いひ。じゃあ、これ下さい。」
2枚組のジャズのコンピレーションを180B(=500円)で購入。
日本に帰って気付いたんですけれど、何とCD-Rだったんです。
あとから知ったのですがタイではCD-Rに録音されたものが当たり前のように売られているそうです。
違法じゃないのかなぁ。。ちょっと残念でした。。
→ よーよーそこのねーちゃんよー
22時30分。
一通り気が済むまでスアンルム・ナイトバザールを冒険して
まだまだ元気溢れる私はさらにディープな場所を求め、
タイの奥深くに消えてゆきます。。
それから、それから、、
あっと!実はここでハプニングが!
何と携帯電話の充電が切れてしまったのです。。
ということは写真が撮れない。。
写真あってのタイ日記。
翌日の最終日もフライトが23時すぎだったので一日観光。
この旅で見たい度NO.1だったワット・アルン別名暁の寺をはじめ、
横たわっている仏像の足の裏に書いてある宇宙観が神秘的なワット・ポー、
タイ王室がある別名エメラルド寺院とも言われるワット・プラケオ、
そしてバックパッカーの聖地カオサン通り。
写真でお伝えしたかったのですがこれも何かの運のツキ。
今回の3泊5日の"満喫!タイランド日記"はいかがでしたでしょうか?
3泊といって実質滞在したのは丸4日。
初めてのタイで今まで経験したことのない体験をたくさんすることができました。
本音をいうと、タイから帰ってきたときはさほど充実感や満足感を感じていませんでしたが、
日が経つにつれ、そしてこの記事が更新されるにつれ、
だんだんタイに感化されていく自分がいるのに気付きました。
行ったことがある人にしかわからない魅力。
ぜひまた近いうちにタイの魅力の底にある何かを探す旅に出たいと思います。
サワディーカップ!!
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= 緊急発表!=
「私は今、どこにいるでしょーか?」
「そう、ここは台湾たい!」
「いやー、暑いですねぇ。蒸しますねぇ。」
今年は4月に台湾、7月にタイ、そして今回。
10月にまたまた台湾です。
いつものよーに、何も計画を立てず自由気侭に暮らしています。
5泊6日のトコトコ旅行。
今は帰国のことは全く考えられませんが、また近々お会いしましょう。
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