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【NO.32】ビートルズ、カタログリマスター記念☆☆ =第四話=
過去の関連記事はこちら↓↓
・ 第一話 : PLEASE PLEASE ME (ステレオ版)
・ 第二話 : With the Beatles (ステレオ版)
・ 第三話 : A HARD DAY'S NIGHT (ステレオ版)
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第四回目の今回は、4枚目のアルバム
「BEATLES FOR SALE (ステレオ版)」からお届けします。
リリースはクリスマス商戦に合わせて1964年の12月。
年アルバム2枚の契約ですから、これで何とか2枚を消化した形になります。
前作"A HARD DAY'S NIGHT"から5ヶ月後の発表。
やはりビートルズの仕事っぷりは目を見張るものがあります。
5ヶ月ありますが、実際レコーディングしたのは8日だけ。
毎度のことですが、す、すごいの境地を越えています。。
その間、世界各国32ヶ所でツアー公演がありました。
特にアメリカで行われたハリウッドボールのライブは
ビートルズ初の公式ライブアルバムで有名ですが、
レコードでリリースされたのは1977年と解散後で、
さらに今なおCD化されていない伝説的なアルバムとなっています。
"ライブ アット ハリウッドボウル"が1964年にリリースされていたら、
今回紹介する"BEATLES FOR SALE"はこの形では存在しなかったかもしれませんね。
ちなみに、"ライブ アット ハリウッドボウル"はレコードであれば、比較的手に入ります。
が、ビートルマニアの熱狂ぶりがすごくて聴けたもんじゃないですが。。
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ジャケット左上を見て下さい。
ジョンの頭の上の辺りです。あ、ジョンってどの人かわかりますか??
左からジョージ、ジョン、リンゴ、ポールです。
よ〜く見ると、アルバムのタイトルが記載されています。
"BEATLES FOR SALE"。
つまりビートルズ売り出し中。
世界制覇をしている背景があってのジョークが効いています。
そして、細かい話ですが、本来beatlesには"the"が付くはずなんですが本タイトルには付いていません。
これは、冒頭のクリスマス商戦とかけてのことだと思います。
冠詞"the"。うまく説明できませんが、英文法に説明すると、
付けることによって特定のものを指すため、ビートルズという新種の商品を売り出してますよ的な意味合いにしているんだと思います。
この辺りの発想もジョークが効いていてグッドです。
こういった仕掛がビートルズの魅力であり、ホントとウソが錯綜する原因になっているのでしょう。
それにしてもジョージの髪型。
どんぐり坊やみたいで愛着が沸いてきます。
余談ですが、巻いているマフラーはビートルズがデビューする少し前までメンバーだった
元祖ベーシスト、スチュアート・サトクリフの彼女だったアストリット・キルヒヘルがビートルズに頼まれて編んだものです。
スチュやキルヒの話はまた機会があるときに。。
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いつもながら前置きが長くてすみません。。
しかし、モノラル版の紹介のときにもネタはまだまだあるのでご安心下さい。
ここからが本題。
本作までがモノラル版で主流に発売されていたアルバム。
このアルバムも"A HARD DAY'S NIGHT"と同様4トラックでレコーディングされているので、
ステレオミックス時の音の分離という点では、初期2作より断然違和感なく聴けると思います。
特にこの頃はボブ・ディランに傾倒していた時期ということもあり、
アコースティックな曲が多い分、ステレオミックスの方がマッチしているのではと思われる曲もあります。
3. ベイビーズ・イン・ブラック
5. アイル・フォロー・ザ・サン
9. ワーズ・オブ・ラヴ
12. パーティーはそのままに
がその辺りでしょうか。何となくな分け方ですが、個人的に思うのは
ストレートなロックンロールはモノラル、バラードやポップスはステレオが合うような気がします。
それから人別でいくと、ジョンはモノラル向き、ポールはステレオ向きというような気もします。
ジョンはシンプルで、極力少ない楽器で作曲。
ポールは緻密で、少しオーバー気味とも言えますが隠し味を加えて作曲。
そんなタイプの異なる二人が一緒にハーモニーを奏でた時、マジックが起こるのです!
さらにここにジョージが加わると、1日ご飯を食べなくても生きていけるくらいの衝動が起きますからね。
本作では特に、"3. ベイビーズ・イン・ブラック"と"12. パーティーはそのままに"は必聴です。
ステレオ版ということとリマスターということで、
音の輪郭と広がりが聴き手を一層気持ちよくさせてくれる、
そんな仕上りになっています。
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[収録曲]
1. ノー・リプライ
2. アイム・ア・ルーザー
3. ベイビーズ・イン・ブラック
4. ロック・アンド・ロール・ミュージック
5. アイル・フォロー・ザ・サン
6. ミスター・ムーンライト
7. カンサス・シティ|ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ!
8. エイト・デイズ・ア・ウィーク
9. ワーズ・オブ・ラヴ
10. ハニー・ドント
11. エヴリ・リトル・シング
12. パーティーはそのままに
13. ホワット・ユーアー・ドゥーイング
14. みんないい娘
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次回は、5THアルバム「HELP (ステレオ版)」からお届けします。
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