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大人気サイト「台湾トコトコ日記」のフェードアウト的終了から3年。ついに第二弾が開幕!なんとこの間、台湾人の妻と結婚し、旅もよりディープ?な方へ。このブログでは、台湾やアジア諸国の情報に加え、マイレージの貯め方やポイントサイトの利用方法など、日本人夫と台湾人妻が実践している日常生活の知恵なども綴っていきます。夫婦共々どうぞよろしくお願いします(^- ^ )
【NO.63】爽快!マレー鉄道日記 (2010) ☆☆ - 第四話 -
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【3日目:シンガポール⇒マラッカ(マレーシア入国)、3月18日(木)】
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昨夜シンガポールを出ることを決心し、今日はいよいよマレーシアへ入国します。
陸路で国境を越えるのは自身初めてのこと。
シンガポールとマレーシアは唯一コーズウェイという橋で繋がっており電車かバス、タクシーでしか渡ることができません。
つまり徒歩では国境を越えられないということですね。
そして今回の旅のテーマとしてマレー鉄道を乗り継ぐことがありました。
いよいよシンガポール駅からマレー鉄道に乗って出発です。
⇒ 7時。ホテルマッケンジーで3回目のシャワーを浴びました。相変わらず塩水と淡水が混ざったにおいでしたがだんだん慣れてくるのです。。この旅を通して、部屋にシャワーとトイレが付いていたのは1回だけでした。結構これって大変なんですよね。着替えや洗面具を持っていかないといけないですし、大概それらを置いておく棚もないですからねぇ。下手すると着替えがびしょびしょになる場合もあります。
⇒ 二階の中庭。ホテルマッケンジーのことを散々言ってきましたが唯一朝食付きのホテルでした。8時に席に着き、なかなか食事が出てこないなぁと思っていたらセルフサービスでした。広いスペースに私しかいないのに中国人が隣に座り、そしてチャイを持ってきたのでやっと持ってきてくれたと思ったら、この人も宿泊客だったようで手からコップを奪われてしまいました。私が悪いのですが。。
⇒ 朝食です。スイカ、ソーセージ、卵パン、ゆで卵、チャイ。腹貯めするために久々にパンを3枚も食べました。一度に3枚食べたのは人生初かもしれません。。それだけヒモジイ生活だったということかもしれませんが、、そして、隣の中国人が突然「たばこないか」と北京語で問いかけてきました。「メイヨー」と答えると、自分のポケットからたばこを出し吸っていました。。何なんだ。この人は。
⇒ 今日の服装です。リュックと肩掛けバックに短パン、Tシャツ。これが基本パターンでTシャツは全部で4枚。毎日手洗いしてその日のうちに乾かして持ち運んでいました。10日分の服なんてとてもじゃないですけど持ち歩けません。
⇒ シンガポール駅です。国鉄なので市内から少し離れたところにあります。地下鉄で最寄りのアウトラムパーク駅まで行き、そこから歩きました。ここでも道に迷いそうになる度にたくさんの人に聞き、どうにかこうにか辿り着きました。
⇒ 駅構内。ここの手前のブースでマレー鉄道10日間フリーパスを購入したのですが、係の人が新人だったようでパスの存在を知らず30分くらい話しをしてようやくゲットすることができました。10日間でS$76.9。5,000円で乗り放題といったところでしょうか。私は2日でもとを取りましたよ。
⇒ 駅に着いたのが9時30分で出発は13時30分。4時間待ちましたけれど全然苦ではありませんでした。この後の計画を立てたり構内を歩いたりしているうちにすぐ時間がきました。写真のジュースが昼ご飯です。
⇒ イミグレーションは駅構内にあります。鉄道で国境を渡る場合、シンガポールとマレーシアはちょっとおかしくて先にマレーシアに入国したあと電車に少し乗りウッドランズの駅で降りシンガポールの出国をします。これは両国間で主張しているイミグレーションポイントが異なるため起きていることらしいです。
⇒ これがコーズウェイ。一瞬ですが雨が降りました。そんなことより、シンガポール出国審査をウッドランズ駅で終え、駅構内で写真を取っていたら係官が遠くからこちらへ向かって叫んでいる気配がしたので、足早に鉄道に乗り込んだら、その係官が窓越にやってきて、「ゲットオフ!!ゲットオフ!!」と人相を変えて叫んでいました。何だよ、このおっさんはと思いつつ、ゲットオフして話を聞き、謝りながら撮った写真を消す行為を見せながら消します。これで全部だといっているのに全部消せというので、「だから全部だ、2枚だけしか撮ってない」といってもなかなか聞き入れてくれないので、「これをよく見て下さい、ないでしょ?」。あとはひたすら謝って事なきを終えました。「くそシンガポール!」やっぱりシンガポールは好きになれません。
⇒ 車窓からの風景は永遠にこんな感じです。元々マレー鉄道はゴムを運ぶために作られた商業用の路線のため線路の脇にはずーーっとゴムの木が茂っています。
⇒ おそらくマラッカにいくために鉄道で行く人はあまりいないと思います。シンガポールから長距離バスに乗った方が早いですしアクセスもいいですからね。鉄道だと最寄り駅がタンピン駅でそこからバス停まで500mくらい歩き、バスでマラッカに行きます。この辺りはガイドブックに書かれていなかったので地元の人に聞いて進みました。
⇒ バス停で「どのバスに乗ればいいのか?」「どれくらいかかるのか?」「何時にくるのか?」とインド人に聞いたら、その辺にいたタクシーの運ちゃんやらバスの運ちゃんやら仲間が集まってきていろいろ教えてくれました。「どこから来た?」「日本のどこだ?」「一人か?」これはどこにいっても必ず聞かれましたね。このおっちゃんたちと1時間くらい話していたでしょうか。バスを待つのも全然苦ではありません。
⇒ 20時25分。ようやくバスに乗れました。バスの中で50セントコインを落とし、後ろに座っていたインド人2人組に後ろに落ちてないか聞くと、すばやく自分の手で座席の下を探ってくれ一生懸命探してくれました。この俊敏さはうまく表現できませんが、「よっしゃ俺たちに任せろ」的な見ず知らずの人にも精一杯尽くす彼らの気持ちがすごくうれしかったです。(バスの床もお世辞にもキレイとは言えないくらい汚れれていましたからね。)結局見つからなかったのですが、座席を外すと10セントコインが落ちていてそれを頂戴しました。ちなみに、この旅を通してあと3回持ち物を失くします。。
⇒ 時速80kmで乗降口前回でかっ飛ばします。
⇒ 21時。マラッカに到着しました。前もって運ちゃんに降りる場所を伝えていて、突然「ここだ!」と言われたので急いで降り、何となく降りたかった場所に近いのはわかったのですがちょっと離れていました。降ろしたらすぐ発進するので写真がブレます。
⇒ 下車し振り返ると、ムラカ・キリスト教会が!これには本当に感動しました!!街並みが世界遺産に登録されているマラッカですが、その中でも代表する建築物がこちらです。バスの運ちゃんはきっとこれを見せたかったのでしょう。土地って相性があると思いませんか?降りたときからここマラッカは自分にとってすごく居心地がよく感じました。何がそうさせるのかわかりませんがとにかく長居したくなる土地です。
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ここから宿探しが始まります。
21時20分。お目当ての安宿に行ったのですが、満室だと断られ渋々階段を降り辺りをプラプラしていると、
この安宿の奥さん(しかも日本人)が買い物から帰ってきたところのようで声をかけてくれました。
3日ぶりの日本語で嬉しかったのですが、とっさに英語で答えてしまいそれでも会話が成立し、
近くのオススメの安宿を紹介してくれました。
21時25分。シラーズ・ゲストハウスにチェックイン。
このあと陽気なオーナー、ステーブンに連れられ、他の宿泊客(日本人男性2人、ニュージーラン人女性1人、イギリス人女性1人)と夜の酒場に行くのでした。
「オレは寝るよ。」と伝えたのですが、日本人のとしさん(25歳)が「こういうの初めて緊張するんで着いてきて下さい」というので、
「ちょっとだけだよ?」とにやけながら夜の街にくり出すのでした。
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続きはまた明日をお楽しみに。
HAVE A NICE DAY!!
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