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【NO.36】もっと!台湾トコトコ日記 (2009) = 第弐話 =

大人気サイト「台湾トコトコ日記」のフェードアウト的終了から3年。ついに第二弾が開幕!なんとこの間、台湾人の妻と結婚し、旅もよりディープ?な方へ。このブログでは、台湾やアジア諸国の情報に加え、マイレージの貯め方やポイントサイトの利用方法など、日本人夫と台湾人妻が実践している日常生活の知恵なども綴っていきます。夫婦共々どうぞよろしくお願いします(^- ^ )

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  •  投稿日:2025-07-19
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【NO.36】もっと!台湾トコトコ日記 (2009) = 第弐話 =




今が何月何日で台湾何日目になるのかよくわからない。。

日本を19時50分に出発し24時台湾到着。

その足でそのまま高速バスに乗り込み台湾の南の都市高雄へ。

5時30分から2時間ほど散策して、、

「さぁ、どうするかな。お風呂入りたいな。」

世の中にはお風呂に3日くらい入らない(入れない)バックパッカーもいて、

それに比べればまだまだな境地なんですが、

そこら辺はこれから修行を積んで行くとして、お風呂のことが少しずつ頭をよぎります。

「どこまで耐えるかな・・・」




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 → おもしろ看板? すげぇ爺さんの安全帽子??陰で証明印を。


高雄から北に約10km離れた左営蓮池潭(ズオインリエンチータン)に向かうことにします。

ローカルバス乗り場へ。

「ねぇなぁ。蓮池潭行きのバス乗り場。」

何度か話題になっていますが、台湾のバス停は一ヶ所にさまざまな方面行きのバス停の標識が立っていて、

バス停に着いてからも標識を確認しておかないと初めての方は悲惨なことになる場合があります。(その辺の話は今回は割愛で)

バス停にあった服務中心(サービスセンター)へ聞きにいきます。

「英語話せますか?」と英語で聞くと、(英語が分かるかわからないのに英語で聞く)

渋い顔をされ、北京語で行きたい場所の写真を見せながら改めて質問すると、

何故か無言でジェスチャーと筆記で説明してくれました。

「いやいや、確かに北京語はすべては理解できないけれど、言葉も添えてくれるとありがたいんだが、、」

と思いつつも、バスの場所や乗り方、料金、発着時間、到着時間はすべてわかってしまったのが不思議。


 → 龍虎塔


30分程度で到着。

「腹減ったなぁ。」

眠気のむやむや感を消すために、ソーダアイス(15元)と烏龍茶(25元)をコンビニで買います。

食べながら少し歩くと、蓮池潭という湖があり、湖面上にはオブジェ、湖周辺には廟がたくさんあります。

上の写真が有名な龍虎塔。

台湾の干支観念として、龍が一番高貴で虎がイケてないというものがあり、

ここの場合、龍の口から入って虎の口からでることが善しとされているそうです。

龍の口から入りちょっと行くと、募金受付係?のおじさんが座っていて、

一般的には無料になっていますが10元払わなくては!という雰囲気を醸し出しているので初めての方はお気をつけ下さい。


 → 龍虎塔から見た蓮池潭


龍虎塔の後ろにある塔は6層構造(7層だったかな??)で、最上階から見える蓮池潭の風景はなかなか趣があってグッドです。

手前に見えるのが春秋閣、奥に見えるのが極玄天上帝。

晴れているのもいいんでしょうが、小雨やどんより曇った空が好きな私には絶景に映ります。

土曜の朝、目が覚めたら小雨だった。

そんな瞬間に幸せを感じてしまうのは私だけでしょうか??


 → 極玄天上帝


屋外に立つ人物?像でアジアで一番大きいのでは?と言われている?極玄天上帝。

ハテナばかりで裏が取れない情報ですが、そういうことになっている適当さに好感。

「入ろうか。入るまいか。」

龍虎塔の経験が脳裏をよぎります。

せっかくだから入りたい気持ちもある半面、湖上には他にもオブジェ?があったのですが、

本音を言うと、よく見るとどれもちゃっちくて気持ちを揺さぶるものがない。

「止めた。」


 → カラオケおばさん


「おっ!どこからか歌声がするぞ!」

音楽アンテナが反応します。

極玄天上帝を出たところ(入口)の脇にステージがあり、

そもそも何でそこにステージがあるのかが疑問なのですが、

プロの歌声じゃないけれどそこそこ歌がうまいおばちゃんがカラオケを熱唱していました。

朝8時45分。

やはり、ここはアジアです。

カラオケおばちゃんもいれば、それを熱心に聴く聴衆も少なからずいるわけで。

タイのカラオケおじさんの方が上手でしたけどね。

そんな矢先、携帯が震えます。

「えっ!何で??海外使えないはずなのにっ。」

焦って携帯電話を確認すると、目覚しアラームでした。。

「ふざけんじゃねぇよ。オレ。」


 → 何だあれは?


さらにしばらく歩くと、目を見張る大仏が。

社殿の中ではなく社殿の上に座る大仏。

どういう意味があるのでしょうかね。

これも屋外の大仏では世界最大?の大きさを誇るようです。

確かに社殿の上に座る大仏としては世界一だったら納得かも。


そんなこんなで10時30分。

約2時間弱の散策を終え、いよいよ次の街"台南"へ向かいます。

台南までは国鉄で約40分で到着。

電車の中では街の歴史や地図、観光スポット、ホテルなどを調べます。

調査が完了したらお次はヒューマンウォッチング。

台南は台北に比べ私好みの子がかなり多いです。

以上です。それだけです。


 → 豪華だ〜


「オラに一時の休息を与え給へ。」

台南に着いて、10分くらい街を歩いたのですが、

体力的に限界を感じ近辺でそこそこ安いホテルへ行きます。

フロントの気さくなおじさんが流暢な英語を話せたのがよかった。

普段はシングルで1,500元(4,000円ちょい)のところ、

季節的なことか920元(2,500円くらい)で交渉成立。

宿に2,000円以上出すのは私の旅ではまずあり得ないのですが、

一泊分浮いていることを考え即決。

部屋までの廊下なんかは日本の少し古いラブホテルのような雰囲気でしたが、

部屋は私にとって過去のホテル(宿舎)の中で最も贅沢な雰囲気。

熱いお湯で埋めた湯船で長い時間体を温め、ベッドで爆睡。


 → 台南の廟?


3時間後の16時40分。

「いけね。寝てる場合じゃねぇ。」

廟を巡らなくては。

台南は台湾で最も早く開発されかつては政治の中心であったこともあり、

そこかしこに古い都の面影が残る歴史の街です。

そして女の子がかわいい街でもあります。(ウソじゃない)


 → 台南の廟?


台北でもそうですが台南はそれ以上に廟(日本でいう寺)が街の至るところにあります。

写真でもわかるように民家と民家の間にすべり込むようにあったり、

ほんとに使っている人がいるのかと思えるような路地に入っても廟があります。

もともと先に廟があって、その恩恵を受けるために後から民家が建ったと考えた方が建設的でしょう。

それにしてもどの廟も気合が入っています。

色使いと装飾。決して同じものがないところがいいですね。


 → 台南大天后宮


ちょっと大きめの廟発見!

これは官が初めて建てた媽祖廟で、台湾の中でも格式高い廟なんです。

媽祖とは道教の女神で、航海や漁業の守護神的な存在。

台湾の少し大きな廟にいけば大抵祭られている神様です。

それにしても、大きい廟には神様がたくさんいてどれがどの神様か素人はだんだんわからなくなってきます。

でも神様なのでひとまず何でも聞きはしてくれるかなとも思い、

毎回毎回一貫して一族の健康と長生きを祈ります。(届きましたでしょうか?神様。)


 → 台南の廟?


貴重なショット。

栄枯盛衰。奢れるものは久しからず。

現役の廟もあれば役目を終えた廟もあり、そんな風景がガイドブックでは到底知りえない街の蠢きを感じることができます。

引退した廟はこの後どうなるんでしょうね。

寄付金で復活!路線が一番あり得るでしょうか。


 → 赤崁樓


「あれー?祀典武廟と天壇がないなー。」

歩き回っているときに辿りついたのが赤崁樓。

ここはもともとあまり興味がなかったのですが、勢いで50元払って何となく入場。

1653年に建てられ台南で一番古い史跡だそうです。

オランダ統治時代や日本統治時代の歴史を感じられる建物。

何だかんだ言って台南ではここが一番のお気に入り史跡スポットになりました。


 → 2階へと続く階段


さぁ、中へ入ってみましょう。

地震での倒壊や政治的な破壊などを経て今の状態になっている訳ですが、

2階へ続く階段は結構急で狭く、足を前に出す度にキュッキュッいいます。

下から3段目の階段は板が取れるのでご注意下さい。

ジャッキー映画には持ってこいの階段です。


 → ふぃ〜。

 
階段を登り切ると部屋が一つあり、それを囲むようにベランダがあります。

このベランダ。歩くと分かるのですが地面に対し並行ではありません。

あるところは面が右に傾き、あるところは左に傾いています。

柵が低いので平衡感覚が極めて鈍い方は落下の恐れがありますので注意して下さい。


 → ふへ〜。


2階の部屋とベランダの間には高さ40cmくらいのしきりがあり、

そこに座ってしばらく外の風景を見渡します。

「カップルよ。あとから来ておいていちゃついてんじゃねぇ。」

「自分を撮るの大変なんだから。さぁ、どいたどいた。」

と内心思いながら5度目のショットでokを。


 → これが見ている風景。


どうですか??

南国らしいヤシの木と緑の芝生、その奥に見える現代風?の建物。

昔、ここは異国や国内からの物資を管理する人たちが住んでいて、

目の前は海だったと資料館に書いてありました。

なんちゃって北京語での読解なのでウソかもしれませんが、、

目の前が海ねぇ。。

この建物は約400年間、街の移り変わりを見てきた訳ですね。

「あまり興味がなかったとか言ってごめんね。あんたは相当すごいよ。」


こうして徐々に太陽も西に傾き、お待ちかねの?台南の夜が訪れるのでした。

次号に続く・・・

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