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【NO.37】ビートルズ、カタログリマスター記念☆☆ =第六話=
過去の関連記事はこちら↓↓
・ 第一話 : PLEASE PLEASE ME (ステレオ版)
・ 第二話 : With the Beatles (ステレオ版)
・ 第三話 : A HARD DAY'S NIGHT (ステレオ版)
・ 第四話 : BEATLES FOR SALE (ステレオ版)
・ 第五話 : HELP! (ステレオ版)
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日曜日の夕暮れ時、みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
DJ.リュン・レノンです。
寒いですね。布団の中から小雨を見る。
ロンドンらしい天気に嬉しくなり二度寝をしていつもどおり正午に起きました。
世界一周計画のアイディアを小出しにまとめたあとは、CD聴き直しの会へ。
今日は以下のアルバムを再聴しました。
■ 教会カンタータ (J・S・バッハ作曲 レオンハルト/アーノンクール指揮)
→ やっぱりクラッシクはバッハに限ります!個人的にはチェンバロとヴィオラダガンバのソナタが好き。
■ Boxemotions (Superfly)
→ 店頭で見たプロモにビビビっと来ましたね。後からCD担当に聞いたらジャニス・ジョップリン好きということが判明。なるほどやはり感じるものがあったわけですね。"やさしい気持ちで"は今年のリュン・レノンアワードで入賞の予感。
■ 陳綺貞 (華麗的冒険)
→ 2回目の訪台でチュンヤン君に教えてもらった陳綺貞。すべてコンプリートしたと思っていたら3回目の訪台で見たことがないジャケットを発見!即買い。陳綺貞と張懸で北京語を習得したいと思います。
■ Bob Marley and The Wailers (Catch A Fire)
→ 夏が終わってもレゲェはいいです。思わずギターを取り出してノリノリでした。2拍4拍のリズムが気持ちいです。雨の日のレゲェもいいですよ。
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さぁ、前置きはこの辺にして本日のテーマ、
ビートルズ6作目となる"RUBBER SOUL (ステレオ版)"からお届けしましょう。
発売は1965年12月。
年間アルバム2枚の契約で前作の"HELP!"が同年8月リリースですから
残り4ヶ月で1枚を創り上げる必要がありました。
実際制作に充てられた日数は15日。
4ヶ月の猶予期間があったわけですが、その間も相変わらずライブやテレビ・ラジオ出演等で大忙しだったようです。
ライブといえば、やはりニューヨークシェア・スタジアムで行われたコンサートは触れないわけにはいかないでしょう。
今となっては当たり前ですが、球場を会場とした世界で初めての事例で
観客動員数は5万6千人とも言われ、当時の動員数と収益額ともに記録となりました。
近年でもさまざまなバンドが集まるフジロックのような野外ライブ(会場がいくつもあるからね)を除けば、かなり上位にランクされる記録だと思います。
会場が大きくなった背景には、ビートルズ自信のストレスを減らすため、
大きな会場で集客し回数を少なくしようというマネージャーのブライアン・エプスタインの思惑もあったようです。
一部ですがDVDビートルズアンソロジーの5に公式映像として、このライブを観ることができます。
これを観て、"I'm Down"でのジョンのキーボードの弾き方をマネされた方は5万6千人くらいはいることでしょう。
右肘でオラオラオラ〜っとね。
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この頃になるとテレビ出演の回数も減ってきました。
人気がなくなったからではありません。
エリザベス女王から大英帝国勲爵士の称号(MBE)を与えられるくらいビッグになり、
さまざまな面で悪く言えばわがままが通るようになっていった訳です。
しかし、シングルをアルバムに入れないなど常にリスナーのことを考えていたビートルズは、
事前に新曲のビデオ・クリップをいくつかのヴァージョンで作り、
それをテレビ局で放送してもらうやり方を考えたました。
つまり、今となっては通例のように行われていますが、
これが世界で初めてのプロモーション・クリップという宣伝手法の先駆けになったわけです。
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"PLEASE PLEASE ME"から"A HARD DAY'S NIGHT"までの初期3作をアイドル期、
"BEATLES FOR SALE"から"HELP!"までの2作を脱アイドル移行期間とすれば、
本作"RUBBER SOUL"はライブバンドからレコーディングバンドへの布石となったアルバムとなるでしょう。
使用楽器もヴァリエーションが増え、
ジョンはリッケンバッカー325からエピフォン・カジノをメインに変え、
ポールはヘフナーのバイオリンベ−スからリッケンバッカーへ、
ジョージは従来の楽器に加えインド楽器のシタールをも使用し始めました。
(リンゴは相変わらずラディックのドラムセットですが何か?)
シタール。
ノルウェーの森(←訳し違いがそのまま日本語のタイトルになってしまった事例)で聴けるシタールのサウンドですが、
実はシタールの使用を促したのは、演奏者かつ生涯インド思想にどっぷり浸かることになるジョージではなくジョンという事実もいちよう触れておきましょう。
ちなみに、"NORWEGIAN WOOD"はノルウェー製の家具という意味です。
確かこのアルバム内では4曲にシタールが使われていたと思いますが、
"NORWEGIAN WOOD"と"GIRL"以外は思い出せません。。
モノラル版の放送のときにでもお伝えしようと思います。
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で、リマスターによって、何が、、
ここがいつも本題なのですが、、
・・・特に"HELP!"以降は同じ意見が続くような。。
全曲で輪郭がはっきりし音がクリアになりました。
恒例の好きな曲は、1.3.4.9.11.13.。
その中でも4.と11.は私のビートルズフェイバリットベスト3に入るほどお気に入りです。
2曲ともジョンの曲なので今や生で聴くことはできませんが、
もし聴くことができたのなら死にたくなくても失神して死んでしまう自信があります。
ちなみに解散後、ジョージが自信のライブで11.をカバーしていました。
リスナーは心から感激したことでしょう。
しかしジョンは憤慨したんですね。
なぜなら"I LOVE YOU MORE"の歌詞を"I LOVE YOU GOD"に変えたから。
まぁ、怒るのも分からないでもないですが、よくそんなところに気付いたもんだと感心してしまいます。
この辺の話もいつになるか想像できませんが、解散後特集で触れたいと思います。
今回もリマスター関連の話題が少なくてすみません。。
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[収録曲]
1. ドライヴ・マイ・カー
2. ノルウェーの森(ノーウェジアン・ウッド)
3. ユー・ウォント・シー・ミー
4. ひとりぼっちのあいつ
5. 嘘つき女
6. 愛のことば
7. ミッシェル *
8. 消えた恋
9. ガール *
10. 君はいずこへ
11. イン・マイ・ライフ
12. ウェイト
13. 恋をするなら
14. 浮気娘
※"*"はThe Ryutlesによる公式音源が残る曲。音源は元メンバー宅にあるはず。
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では、今日もそろそろ時間となりました。
また来週お会いしましょう。
さよなら、さよなら。
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