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【NO.35】ビートルズ、カタログリマスター記念☆☆ =第五話=
過去の関連記事はこちら↓↓
・ 第一話 : PLEASE PLEASE ME (ステレオ版)
・ 第二話 : With the Beatles (ステレオ版)
・ 第三話 : A HARD DAY'S NIGHT (ステレオ版)
・ 第四話 : BEATLES FOR SALE (ステレオ版)
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第五回目の今回は、5枚目のアルバム
「HELP ! (ステレオ版)」からお届けします。
リリースは前作"BEATLES FOR SALE"から8ヶ月後の1965年8月。
3作目の"A HARD DAY'S NIGHT"と同様、映画のサントラ版プラスアルファという形でリリースされました。
そのため、発売までのリードタイムが比較的長く取られています。
映画のサントラと聞くとイージーリスニングを思い浮かべる方が多い気もしますが、
全くそんなことはなく、むしろビートルズの楽曲を引き立たせるような
ドラマ性のあるプロモーション的な仕上がりになっています。
本映画は満を期して2007年にデジタル化で再リリースされたのも見逃せないでしょう。
映像のデジタル化により確かに従来のアナログ版よりも画質はよくなりましたが、
カラーという点を考慮しても、個人的には"A HARD DAY'S NIGHT"の方が好きですね。
バハマ・オーストリア・ロンドンと場所を変えての撮影で前作よりも経費は加算されているにもかかわらず、
ストーリーが飛び過ぎている感は否めなくはないでしょう。
動くビートルズが見られる点では貴重な映像には間違いありませんが。
ちなみにウンチクになりますが、ビートルズが主演で"指輪物語"を撮影するという構想もあったようです。
ファンにとっては、想像するだけでニヤけてしまうテーマですね。
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そうです。思い出しました。
前4回までで触れていませんでしたが、原題と邦題の違いも興味深い話です。
例えば、"A HARD DAY'S NIGHT"は、"ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!"。
何だこれは!ハードデイズナイト(夜も眠れないくらい忙しい)ってことでしょ?
"やって来る"って。。
まぁ確かにやって来ましたけれど、、
全くもって異訳にされると堪ったものではありません。
しかも"ヤァ!ヤァ!ヤァ!"って。。
おそらく"シー・ラブズ・ユー"で見られるような"イェーイイェーイイェーイ"といった
ビートルズお得意の山彦コーラスから取っているのだと思いますが、
「ですから〜〜、原題と全く違うから!」とツッコミ度満載の邦題になってしまっています。
他にもたくさんありますが、本作の"HELP!"もそうで、何が"4人はアイドル"だよ!
と憤りを感じてしまいます。
「こんな生活は嫌だ!助けてくれ!」とジョンの本心をストレートに歌ったタイトルトラックなのに、
当時はまだメディアも発達していなかった背景も手伝って、
人気があるアイドルグループ程度にしか見えてなかったんでしょうね。
まぁ、いずれにしても原題をちゃんと理解した上で邦題を付けて欲しいものです。
この辺りの話題はまだまだわんさかありますのでまたの機会にということで。
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基。また余談が長くなってしまいました。。
デジタルリマスターの話に戻しますが、本作は1987年のCD化の際に
プロデューサーのジョージマーティンがリミキシングした作品になります。
(HELP!と次作のRUBBER SOULがその対象。なぜこの2作だけかというのはまた次回に)
CD化に際し、"PLEASE PLEASE ME"から"BEATLES FOR SALE"の初期4枚がモノラルで、
"HELP!"から"LET IT BE"までの8枚がステレオでリリースされ、
これが今までのビートルズカタログの基本となっていました。
そして2009年9月9日。
今回のリマスター版発売により、ステレオ版とモノラル版がそれぞれ基本カタログとして聴けるようになったわけです。
で、そんな今までもステレオ版が主流だった"HELP!"は今回のリマスターでどうなったか。
10回くらい聴き比べました。
この曲がとかこの曲のここの部分がというのはありません!
低音・中音・高音すべての音域において音の輪郭が今まで以上にはっきりしましたね。
これ以上いうことはありませんよ。
ちなみに、個人的に好きな曲は強いて言えば1.4.6.8.10.12.13.14.。
全部好きっていうことですね。
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[収録曲]
1. ヘルプ!
2. ザ・ナイト・ビフォア
3. 悲しみはぶっとばせ
4. アイ・ニード・ユー
5. アナザー・ガール
6. 恋のアドバイス
7. 涙の乗車券
8. アクト・ナチュラリー
9. イッツ・オンリー・ラヴ
10. ユー・ライク・ミー・トゥー・マッチ
11. テル・ミー・ホワット・ユー・シー
12. 夢の人
13. イエスタデイ
14. ディジー・ミス・リジー
※ 1.〜7.までが映画"HELP!"収録曲。
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次回は、6作目"RUBBER SOUL"からお送りします。
お楽しみに。
DJ. リュン・レノンでした。
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