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【NO.40】もっと!台湾トコトコ日記 (2009) = 第四話 =

大人気サイト「台湾トコトコ日記」のフェードアウト的終了から3年。ついに第二弾が開幕!なんとこの間、台湾人の妻と結婚し、旅もよりディープ?な方へ。このブログでは、台湾やアジア諸国の情報に加え、マイレージの貯め方やポイントサイトの利用方法など、日本人夫と台湾人妻が実践している日常生活の知恵なども綴っていきます。夫婦共々どうぞよろしくお願いします(^- ^ )

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  •  投稿日:2024-05-18
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【NO.40】もっと!台湾トコトコ日記 (2009) = 第四話 =




「半導体とか電子の勉強してました。抵抗とか。」

「木更津、市原、静岡、長崎、行ったことあるよ。」

「来年は就労ビザ取って名古屋で働くの。」

地球村(日本でいうNOVA)で日本語を勉強中だという"クラブ蕾"の奈緒さんの話。

実におもしろかった。

これだからやめられない。海外への旅は。

どんなに遺跡がよくても、どんなにすばらしい文化があっても、

それを創ってきたのはその場所に住んできた人。




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 ← 光華大飯店


そんなことを考えながら、1泊920元(2,500円)と貧乏旅行者にとってはちと割高の光華大飯店で朝を迎えます。

(1日目で浮いた宿泊費でちょっとした贅沢です。)

どの角度から撮っても、バイクがフレームに入ってしまうのがグッドです。


 ← お粥がしみる〜


宿泊費には朝食も込み。

「そういえば、昨日もらった朝食券、どこいったんだろ。」

昨晩のウィスキーで記憶が曖昧な朝。

酔い覚ましに湯船に長めに浸かり、サイドテーブルの下で朝食券を見つけます。

事前にお願いしていた台湾式朝食。

「うまいっ!!」

国内でも海外でもそうですが、旅中の朝食はたいていパンやサンドイッチといった軽めのものが多いので、

朝からこういったセットもの、しかも消化がいいものを食べられるとうれしくなりますね。


10時30分。

台南から台北まではバスで約4時間30分。

台南駅から歩いて3分のところにあるバス停へ。

待合所で350元(= 約1,000円)払い、統聯客運で一気に台北へ向かいます。

15時。

台北車站(台北駅)到着。

やはり来たことがある場所へ来ると安心しますね。

そしてさらに安心を求め、今回も"ゲストハウスおおしろ"へ。

台北駅はかなり大きく初めてですと迷うこともあると思いますが(実際前回の旅中に夜中私が迷った)

3度目となるとさすがに地理が把握出来、迷わずに"おおしろ"まで行けました。


「只今出かけています。2時間くらいで戻ります。御用の方はこちらまで。」

・・・誰もいませんでした。。

すると隣に住んでいるおじさん登場。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

"不在"(ブゥヅァイ)というのは聴き取れたので、改めて外出中というのがわかりました。

「謝謝你」


 ← 九份は今日も雨だった。。


台南からのバスの中でこの後は九份に向かうことを決めていたので、

本当はおおしろさんに荷物を置いて行きたかったのですが、おおしろさんへ一報を入れ、そのまま九份へ行くことにします。

台北駅から板南線で東に4駅、忠孝復興駅で降りバスに乗り換えます。

前回の旅で九份では行くまで、そして現地でもハプニング続きだったので、

今回も新たなハプニングと未知の感動の類の何かに期待しバスへ乗り込みます。

前回の九份への旅の記事はこちら ⇒ 第捌話第玖話


 ← 九份への入口


九份へは台北からですとバスか電車で行けますが、

いずれにしても電車ですと国鉄瑞芳駅からバスに乗らないと行けませんので、私は至ってバス派です。

それから降車のバス停は"舊道"か"九份"でどちらからでもアクセスできますが、

"舊道"は中国語が聴き取れないとまたはその辺りの地理に詳しくないと降り損ねる可能性が非常に高いので、"舊道"下車をオススメします。

"舊道"の方が少し先ですが料金は同じで、バス停の手前にセブンイレブンが見えますから比較的分かりやすいです。

前回はさらにその先まで行ってしまい一人(のら犬と)山奥に取り残されましたからね、、


 ← 今日も雨だけど、、


やっぱり九份は何度来てもいいところです。

今のところ2回とも雨ですが、雨が降るとガイドブックでは見れない九份が見れてなかなかいいですよ。

時刻は17時前。

写真でもわかると思いますが、18時を過ぎるとこれらの提灯が毎晩灯され、

辺りは何とも言えない雰囲気になるんですよ。


 ← 次回はこの店に入りたい!


雨でもお店は満員!

観光客もいれば台湾っ子もいればもちろん地元っ子もたくさんいます。

「いらっしゃーい。いらっしゃーい。おいしいよー。」

道幅1.5mくらいの通りに雑貨店や飲食店、屋台が所狭しと並んでいて、

温かい活気がひしひしと感じとれます。

日本の祭りみたいに売り子がガツガツしてないところがいいですね。


 ← おぉ!


ちょっと脇道に逸れ、急な階段を登ると比較的ガイドブックでも紹介されている

"阿柑姨芋圓"があります。

店の佇まいがいいですね。

背景の怪しげな白色のネオンがテンションを上げてくれます。

ここはいわゆる穀物系を使ったデザート屋さん。

メニューが看板にいくつか書いているのですがすべては理解できないので、

たぶんこれだ!と思うのを指し、「請給我這個(チンケイヲーツェーコ)、これ下さい。」

「熱?冷?」

「熱!(ラー)」

で何とか会話成立。50元払ってかな〜り奥の食事処へ案内されます。


 ← わぉ!!


入口から人の家の裏?や狭い厨房?を抜けると、展望エリアが!

受付所から約30m離れている食事処なんて初めてで、どこに連れて行かれるのか戸惑いましたが、

来てみると最高の展望エリアでした。

でも、外は、、雨。。

「まぁ、そういうときもあるさね。また来ればいいさ。」


 ← こんなん食べました。


「・・・」

ベースは小豆に砂糖といったところでしょうか。

加えていろいろな種類の穀物で作った餅が入っています。

まずくはないんですが、甘い系を大量に摂取するのが苦手な人には少しきついかもしれません。

普段食べ物を残さない私もこればかりは甘過ぎて完食ができませんでした。。

ごめんなさい。。食べ物の神様。。

周りの女子たちはガツガツ喰らってましたけどね、、

女子にお薦めの"阿柑姨芋圓"。

ぜひ立ち寄ってみて下さい。晴れた日は合わせて絶景も楽しめると思いますよ。


 ← おっ!見たことある!下へ降りて行きます。

 ← ああ!!見たことある!有名な写真スポットでしばらく滞在。

 ← これでもか!と撮り続けます。


前回立ち寄るのを忘れてしまった観光スポット。

一般的に九份といえばこの通り!というくらい有名なのに。

そういうことはあまり意識せずにただぷらぷら街並みを楽しんでいたのですが、やっぱり観光スポットというだけのことはありますね。

すぐに足が停まりました。

「すげっ!いいねぇー!」

ついつい他の観光客や台湾人を押しのけて写真撮影に没頭してしまいます。。


 ← 台湾之壺で。


私の中の九份といえばココ!

お茶屋さん。"台湾之壺"

3ヶ月前訪れた時に知り合った"あの子"が働いているお店。

「妳好。こんにちは。」

「你好。」

「えーと、この写真見て下さい。」

前回訪れた時に一緒に撮った写真を見せます。

「あー。彼女は私の娘ね。」

なるほど。前回はそうかなと思いつつも聞きませんでしたが、写真を撮ってくれたもう一人の方が"あの子"のお母さんだったんですね。

「今日はいますか?」

「今日は休みで淡水に行ってるのよ。」

「これ、東京で買ったお土産。渡してくれませんか?」

「ちょっと待って。電話するから。」

会えなくて残念がっている私を気遣って電話をかけてくれました。


 ← 評鑑師(お茶の専門家)のお母さんと。


3ヶ月ぶりの"あの子"との会話。

覚えていてくれたようで、そしてびっくりしてくれたようでよかった。

来た甲斐がありました。

それからというもの彼女とは中国語の修行のためにメールでやりとりしている仲です。

けど何か??

こちらも北京語はすべて独学なので書き文字で意思を伝えるのが大変ですが、

相手が言いたいとを理解したいので必死でいろいろ調べられ、

必然的に勉強できる環境になっていてすごく満足しています。


 ← このバスで帰ったんじゃないですけどこれと同じタイプのバスで帰路へ。


電話のあと、1時間くらいお母さんと話しながら試飲をさせてもらい、

いつものようにお茶を買いこんで帰路へ。

(今回は前回の1.5倍くらいの量を買っちゃいましたね。勢い、勢い。)

「再見, 再會!」

「再見。再會, 祝你一路平安!」

こうして九份へのフラッシュバック旅行を終えるのでした。


21時。

おおしろ到着。

まだまだ2日目の夜は続きます。

ではこの辺りでまた来週。

再見、再見。

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