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【NO.39】ビートルズ、カタログリマスター記念☆☆ =第七話=
過去の関連記事はこちら↓↓
・ 第一話 : PLEASE PLEASE ME (ステレオ版)
・ 第二話 : With the Beatles (ステレオ版)
・ 第三話 : A HARD DAY'S NIGHT (ステレオ版)
・ 第四話 : BEATLES FOR SALE (ステレオ版)
・ 第五話 : HELP! (ステレオ版)
・ 第六話 : RUBBER SOUL (ステレオ版)
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今週もはじまりました!
いかがお過ごしでしょうか?DJ.リュン・レノンです。
ビートルズ特集も今回で7回目。
ステレオ版の解説はあと5回、モノラル版は12回。
まだまだ先が長いです。。
といってもなんですが、「あ、あのこと言い忘れた!」と
毎度書き終わった後は思ってしまうのです。
それくらいネタはまだまだありますからご安心を。
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さぁ、今日は7枚目のアルバム"REVOLVER (ステレオ版)"からお届けします。
発売は1966年8月。
私がこのアルバムを初めて聴いたのが1996年の8月ですから、
リリースからちょうど30年後のことです。
振り返ればビートルズとの出会いは、中学2年生のときにふらっと付けたFM。
"OB-RA-DI OB-RA-DA Life GOES ON〜♪"
あのときは衝撃でしたね。これだ!みたいな。
元々、父親がスティービーワンダーやカーペンターズ、映画音楽が好きということもあってか
英語の歌には抵抗なくすんなりと入っていけました。
思春期真っ盛り。
今思えば、この時期に打ち込めるものが出来てホントによかったと思います。
ビートルズと出会っていなければ、働くようになって休みの日、何をしていたのか全く想像できません。
そして、こうして記事を書くこともなかったと思います。
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余談ですが、アルバム発売の2ヶ月前にリリースされた「ペーパーバックライター/レイン」
のシングル(もちろんアルバムに未収録)も語らずにはいられないでしょう。
"ペーパ、バ〜ック、ラーイタ〜♪ラーイタ〜♪ラーイタ〜♪"
"か〜〜〜〜〜〜み、ひーこうき〜♪ひーこうき〜♪ひーこうき〜♪"
日本語にすると極めてかっこわるい代表曲(他にヘルタースケルター:すべり台など)ですけど、
英語で聴いちゃえば、最高にかっこいい曲です。
私は昔からなんですが、どうやら二声や三声のコーラス(ハーモニー)が付いている曲が好きみたいです。
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そうです!コ−ラスといえば、ダブルトラッキングの話も少し触れておきましょう。
今ではカラオケでも当たり前ですが、自分の歌に合わせて自動的にハモってくれる機能(ADT)がありますが、
実はこれを開発したのもビートルズなんですね。(厳密にいうと、ビートルズの依頼を受けたエンジニアですが)
「時間ないんだよね〜。自動でなんとかならないの??」
みたいなノリだったのでしょう。
4トラックレコーディングが主流で楽曲が複雑になるに連れて、他にもさまざまな音色を入れたかったのもあるかもしれませんね。
ちなみにADTを好んだのは、ジョンのようです。
同じメロディーを何回も再現できる器用なポールに対し、
ジョンはどちらかというとその時の感情を一度に爆発させるタイプ。
まぁ、細かいことは言わないけれど、どんどん進めようぜ的な人なんですね。
こんなところにもジョンとポールという異なる才能がひとつのバンドにいたという奇跡を感じぜずにはいられません。
しみじみ。。
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このアルバムは、実は私のフェイバリットアルバムなんです。
金字塔と言われる8枚目のアルバム、"サージェントペッパー〜"より好きだったりします。
これまでジョンとポールの楽曲がメインだったのに対し、
冒頭の"TAXMAN"からジョージの曲で始まり、全部で3曲のジョージソングが入っています。
それからインド音楽の影響もところどころにちりばめられています。
中でもアルバムのレコーディングセッションで一番初めに取りかかった
"TOMMOROW NEVER KNOWS"は最強にイカしています。
「ダライ・ラマが丘の上で歌っている感じ」
ジョンがエンジニアに出した要望です。
これを受け、エンジニアのジェフ・エメリックはボーカルを回転式スピーカーに直接通すという前代未聞もことをやってのけます。
これによって、う〜む、何と表現すればいいのでしょうか、
アラブ諸国で夕方にスピーカーから流れる経典コーランのような感じになります。
そしてギターは逆回転で録音。
事前に録ったテープを何枚もつなぎ合わせ、それを逆方向に再生するといった手法です。
カセットテープでも気合を入れれば出来るのでお試しあれ。(レコーダーが破れても保障はないですけど)
もはや演奏ではありません。
インド音楽に習って、コードは"C"の一つだけ。
ビートルズの楽曲の中で一番簡単な曲ですが、一番再現が難解な曲です。
ちなみに確か、2001年くらいに行われたジョンレノンスーパーライブで、
マイリトルラバー(だったかな?)がこの"TOMMOROW NEVER KNOWS"を再現していましたね。
選曲のセンスがイケてますぜ。
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ジャケットを書いたクラウスフォアマンの話やイエローサブマリンのレコーディングの話、
日本公演やフィリピン公演からライブ活動中止の話など
他にもお伝えしたいことは山ほどありますが、またモノラル版の時にでもということで。
ちなみに、本アルバムで好きな曲は、1.2.3.4.5.7.9.10.12.13.14.。
今回もほとんどすべてですね。
えへ。
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[収録曲]
1. タックスマン
2. エリナー・リグビー
3. アイム・オンリー・スリーピング
4. ラヴ・ユー・トゥ
5. ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア
6. イエロー・サブマリン
7. シー・セッド・シー・セッド
8. グッド・デイ・サンシャイン
9. アンド・ユア・バード・キャン・シング
10. フォー・ノー・ワン
11. ドクター・ロバート
12. アイ・ウォント・トゥ・テル・ユー
13. ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
14. トゥモロー・ネバー・ノウズ
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次回は、"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"からお届けします。
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