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【NO.42】もっと!台湾トコトコ日記 (2009) = 第陸話 =

大人気サイト「台湾トコトコ日記」のフェードアウト的終了から3年。ついに第二弾が開幕!なんとこの間、台湾人の妻と結婚し、旅もよりディープ?な方へ。このブログでは、台湾やアジア諸国の情報に加え、マイレージの貯め方やポイントサイトの利用方法など、日本人夫と台湾人妻が実践している日常生活の知恵なども綴っていきます。夫婦共々どうぞよろしくお願いします(^- ^ )

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  •  投稿日:2024-05-18
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【NO.42】もっと!台湾トコトコ日記 (2009) = 第陸話 =





10月11日(日)。

3日目の朝。7時30分。

休みの日は、たいてい昼すぎに起きるのが日課ですが、

旅中は幾分気持ちが高ぶっているせいか早起きになります。

「今日はどこに行こうかな。」

誰にも気を使わずにその日暮らしを出来るところが一人旅の醍醐味でしょうか。




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 ← "おおしろ"の入口


「おはようございます。」

"おおしろ"の亭主矢澤さんに挨拶をしてついでに聞いてみます。

「家々やお店の入口によく貼ってある赤字の"福"ってどこで買えるんですか?しかも上下逆さに貼られてますよね?」

矢澤さん曰く、旧正月(2月)が近くなったらそこらかしこで売っているとのこと。

そして、中国圏では年中貼っているのが普通だそうです。

「"福"を逆さに貼るのは"倒福"といって、"福が到る"、つまりたくさんよいことが来ますようにっていう意味なんですよ。」

なるほど。ますます"福"タペストリーが欲しくなってしまいました。

「じゃあ、今度は1月頃来てみますね。」


 ← 白のワゴンの裏手が"おおしろ"。アジア〜ンな路地の一角にあります。


まずは龍山寺(ロンサンスー)へ行くことにします。

4月の訪台で一番感動した場所、台湾屈指の風水スポットでもある龍山寺。

前回の記事は、こちらから

台北駅から板南線で西に2駅、龍山寺駅下車、徒歩3分。

相変わらず今回も寺前の広場には、囲碁じいさんたちがたくさん集まっていました。

「変化と不変は対極しているけれど、それらが共存することが幸せなのかな。」

そんなことを考えながら、龍山寺の門をくぐります。


 ← あいや〜!今日は掃除中だ!


と、即変化がやってきました!

掃除のおじさんたちが寺に向かって、豪快にホースで水を浴びせています。

入口(写真右方の扉)が締め切られいたので、おじさんにどこから入るのか聞くと、

「出口から入れ。」

入口と出口に日本人以上に意味を見出している中国圏の方々。

「でもこういうときはいいのか。」とまた勉強させられます。


 ← マジ祈り中。


朝8時から9時くらいまでの1時間。

たいていの廟(= 寺)がそうであるように、参拝者が祈りの経典を唱えています。

前回はこの祈りに自然と涙がこぼれ、何だかわからない感情にさせられました。

この日は、水がかからないよう門奥の境内に参拝者が身を寄せながら経典を。

後ろから見ていると微笑ましい光景ですが、当人たちは当たり前のように唱え続けます。


 ← 境内最前線。祈りも最骨頂にっ!

 ← 今日も祈ります。

 ← さらに祈ります。


入口で数本お香を頂き、私も負けじと神様たちの元を点々とし祈ります。

もちろん日本語ですが、神様なのでどんな言葉でもわかります。

台南の廟でもそうであったように龍山寺にもたくさんの神様がいらっしゃるのですが、

私は相変わらずどういう神様なのか理解できておらず、神様らしき方には手当たり次第に感謝とお願いをしました。

「その種の願いは隣の方に頼んでくれ。」

おそらくほとんどがそういう事になっていたと思いますが、、


 ← 敷地の外にある公衆トイレ


さすが風水スポット。

運気を落とさないよう、ウ○チは外に落とすように?準備されています。

あ、何度か書きましたが、台湾は下水の整備がそれほど進んでいないので大抵のトイレではテッシュは流せません。

その代わり便器脇にゴミ箱があり、そちらに拭いたテッシュを捨てます。

あと、そもそもテッシュがないところもありますから、

出そうで出そうで仕方ない方も必ず入る前にテッシュがあるか確認をすることをオススメします。

まぁ、台湾ではテッシュは必需品といったところですね。


 ← 華西町観光夜市の入口


龍山寺で穢れを落としたあとは裏手の華西町観光夜市へ。

夜市というくらいなので夜盛り上がる場所なのですが、

こういったところは昼に訪れるとまた違った面が見れて非常におもしろいのです。

華西町観光夜市は一昔前では台湾風俗のいわゆるメッカ的な場所だったようですが、

現在の馬政権に代わって以来、風俗取締が強化され今では台湾はそういった類の店を探すのはかなり至難の技となっています。

どこの国でもそうですが違法な店はもちろんありますけどね。

そんな華西町観光夜市。

昼はほとんどシャッターが閉まっていて、何軒か飲食系の露店が出ているくらいでした。

でも、さすがは"元"。

スッポンの生血やヘビのエキスが売られているお店もありました。

「・・・いつか挑戦するぞ。。」

興味はありつつも逃げ腰に決心をしてみるのでした。。


 ← 台湾人の生活が伺えます。


華西町観光夜市のアーケードを抜け、路地をぷらぷら歩いていると市場発見!

ツアーではおそらく体験できない系の発見でしょう。

観光客なんて一人も見かけず、現地の方の生活の息吹を感じることができました。

小さい頃住んでいた長崎の地元の市場を思い出させます。

見たことがない野菜や動物、魚がたくさん並んでいて、見ているだけで楽しかったです。


 ← オラオラオラ〜

 ← いっちょ上がり〜


「お腹空いたなぁ。小龍包食いたいなぁ。」

小龍包のお店で最も有名な県泰豊に行くことにします。

有名すぎて今まで行くのを渋っていたのですが、食わないことには話にならないですからね。

県泰豊は永康街にあり、今いる龍山寺からは少しアクセスが悪いのですが、

板南線、淡水線、新店線と電車を乗り継ぎ気合で向かいます。

古亭駅で下車、さらに徒歩20分。

永康街といういわゆる日本でいう代官山のような場所の入口あたりに県泰豊はあります。


 ← 発見!!


「ん??ちょー混んでる、、」

まだ10時だというのに店の前には待ちの人でいっぱい。

歩道が通れなくなるくらい混み合っていました。

「やっぱり止めよう。サービスチャージもとられるし。。」

自分を説得し、永康街の街並みを散策しながらおいしそうなお店を探すことにします。

「・・・閉まってる店多いなぁ。」

そう、この日は日曜日でした。

永康街には個人店が多いということもあってかほとんどのお店が閉まっていました。。

代官山を想像していた私は少し残念な気持ちに。

「時間かけて来たんだけどなぁ。まぁ、また明日来るか。」

台湾のまったりとした時間の流れに感化され、幾分寛容になってしまう自分がいました。


 ← 上海点心


「ここで食おう。」

入口に立っていた太っちょなおじさんに愛嬌を感じたので入ってみることにします。

「小龍湯包。」

昨日ビールで酔っ払い付けられなかった日記を書きながら、茹であがりを待ちます。

「はい。小龍湯包。スープサービスね。」

よ〜く聞くと日本語を話してくれていた中学生くらいの少年。

学校ジャージにエプロンという出で立ちで運んできてくれました。


 ← うまそー!


小龍湯包の頭の部分を前歯でかじり、中に閉じ込められている熱気を外に出したのち、

長ネギを細長く切ったような薬味と一緒に口元へ運びます。

「うん。まぁまぁかな。」

4月に食べた杭州小龍湯包の小龍包がうますぎたせいか期待していたほどの感動はありませんでしたが、18個すべて完食しました。

幾分スープの味がねちっこくかつ濃い目だったので、

ウーロン茶をポットで2杯分飲み、昨日のニンニクパクチー餃子の生き残りと一緒に溶かしました。


12時。

今日もまだまだ始まったばかり。

この後も台北の各地を点々と巡ります。

では、また来週。

再見!再見!
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