13時20分。
いよいよ、九份の街並み散索が始まります。
よくガイドブックに記載されていますが、九份といえば、
・ 映画 「悲情城市」の舞台
・ 映画 「千と千尋の神隠し」のモデルになった町
・ 金坑で栄えた街 (一青窈の父親も働いていた!)
・ 茶屋やお土産屋、屋台が軒を連ねている
といったことを思い浮かべる方も多いと思います。
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そういったことをひっくるめて、九份の魅力は何といってもその街並みでしょう。
ガイドブックで写真を見たときから、行きたい気持ちに駆り立てられた数少ないスポットです。
→ バス停"九份老街"で降車し、目の前のセブンイレブンの脇の路地を入ると、すぐにこんな街並みが現れます。
途中のお土産屋さんで、足裏の角質取り用として軽石を2つ(100元=300円)と
現地で採れたオブジェ用の赤色の小石セット(100元)を購入。
そして、街並みを堪能しながら、
2日目にロープウェイの故障のため猫空(マオコン)で買えなかったお茶を探すことにします。
九份にはお茶屋さんもたくさんあります。
どのお店にするか迷います。
マッサージの時と同じです。
30分くらいで一通り視察を終え、よさげそして惹かれたお店に足を運びます。
「ニハオ!」
「ニハオ!」
最初に視察した時には、まのさーじおばさんと同じくらい怪しそうなおばさんが接客をしていたんですが、
かなり運がいいのか、またまた若い女の子が声をかけてくれました。
「シイン??」
「ん?シイン??」
一瞬、北京語かなと思いましたが、"試飲"のことだとすぐわかります。
「はい。お願いします。どれがおいしいですか?台湾の人が好きなお茶。」
「・・・日本の人はこれ好きです。あとこれと・・・」
→ 今回は日本人好みという"凍頂烏龍茶(トウティンウーロンチャ)"を頂きます。
お茶の入れ方の説明を聞いたり、茶葉の香りを確認したりと
最初はお茶絡みの話をしていたんですけど、だんだん世間話になってきます。
1時間くらい話していたでしょうか。
「年齢は24才ということ」、「高校卒業後、家の仕事を手伝っていること」、
「高校3年のときに1年間日本語の授業があったこと」、
「台湾の携帯は約4万円もし、デザイン性もあまりよくなく日本性に憧れていること」などなど、、
ラムちゃんの方が世間的には美人と言われるかもしれないけれど、
彼女はすごく人懐っこくて謙虚で、何といっても知っている日本語で
一生懸命話をしてくれ、本当に好きになりそうでした。
(男は単純だからね、、)
→ 記念の2ショット、舞い上がってます!!
彼女のお母さんが撮ってくれました。
「あなたたちお似合いよ。いつの間にそんな関係になったの?」
と話しながら、ぱしゃっ。
おばちゃんによくあるパターンですね。。
「合図してよー」みたいな。
そして、彼女も自分の携帯に僕たち二人の写真を収めます。
(照れ笑い・・・)
ちなみに、彼女が持っているお茶はこのお店で一番高いお茶で6,000円、
私が持っているお茶が4,000円します。
彼女は高いから止した方がいいと助言をしてくれたんですけれど、
キャバクラの心理と同じですね。
ついつい、高いものを何個もいろいろ買ってしまいました。
でも、全然後悔してません!
むしろ買い物した満足感と彼女に出会えたことには変えられない価値のある買い物だったと思っています。
お別れにハグをして、離別を惜しみながら別れます。
そして、もうこの時点で大満足な私は、「千と千尋」も「悲情城市」も忘れてバスで台北に戻るのでした。
(今となっては、また行く理由が他にできてよかったよかった、、)
16時。
"おおしろ"に戻り、浮かれた気持ちと雨に濡れた服を乾かし、
今日初めての食事をしに、小龍包のおいしい店"杭州小龍包"へ行く準備をします。
そしてその足で、台湾最後の夜という大義名分を掲げ、
パブストリートに向かうのでした。
続きは、また来週。
再見!再見!PR