【NO.8】台湾トコトコ日記　（第四話）

「そういえば、おおしろさん、就寝はいちよう1時って言ってたなぁ。」

「シャワー、冷たいなぁ。。」

1日目の1時。

台北駅で約30分迷子になるも無事"おおしろ"へ帰れ、シャワーを浴びようとしていた時のこと。

「やっぱり、深夜1時過ぎたら温かいの出なくなるのかなぁ。。」

「っち、ちめてっっ」

シャンプーしちゃったし、体も洗っちゃったし、我慢して水シャワーを浴びました。

（2日目にわかったことなんですけど、単純に捻る方向が逆だったようです、、えっ、まじですかっ！？）

この日は、そのあとマイドミトリー（ベット）で北京語の勉強と2日目に行く場所を決め、3時頃に就寝。

新天地は一筋縄では行きませんね。


2日目。

6時に目が覚めました。

「平目筋が痛いかも。」

昨日は何だかんだで台湾に着いてからもふらふら放浪して、

おまけに冷たいシャワーでしたからねぇ。

日本でもいつも携帯している薬ポーチからサロンパスを取り出します。

「効くぅ〜〜〜〜、たまらん」

「それにしても、口の中が臭豆腐くせぇなぁ」

結局臭豆腐の臭いは、日本に帰ってからもしばらく取れませんでしたけど何か？


7時30分。

出発。

今日は、台北でもっとも古い寺院[龍山寺]→お茶の里[猫空]→港町[淡水]→温泉地[新北投]→繁華街[民権西路]を回ります。

「やべっ！ドラクエみたいっ！旅っぽくなってきたよ！」

「レアアイテムも買わなきゃね！」

（でもさ、ドラクエってどうしてモンスター倒したらお金もらえるんだろ？）


■ 龍山寺 （ﾛﾝｻﾝｽｰ）

台北駅から板南線で西に2つ目。

　← 真ん中の黄色の点が台北駅、ピンクの下線が今回訪れる場所。

ちなみに、地下鉄に乗るときは"遊悠上下"（ﾖｳﾖｳｶ）を持っていると便利です。

日本でいう"SUICA"と同じようなものですね。


　→ 窓口で駅員さんに言って買います。適当に"ﾖｳﾖｳｶ"って言ったら通じました。でもよくみたら"easy card"って書いてます。。


100元デポジットで1000元くらいまでチャージできます。

台湾の地下鉄は、遠くへいっても最大で65元（約200円）で、

"遊悠上下"を持っていると、2割引の金額で乗車できます！

ぜひ日本も取り入れてほしいサービスですね。


8時30分。

龍山寺駅着。


　← 駅周辺。相変わらずバイクの集団がやバイク！！てか先頭の方はおばチャリ？？

　← 台湾でよく見た風景。おじさんたちが囲碁みたいなゲームを真剣にやっています。


駅から5分も歩かないところに龍山寺はあります。

ページトップの写真が龍山寺の門構です。

屋根の曲線が圧巻だと思いませんか？

「すんげっ！曲率何％くらいだろ？」


　← 横から見ると凄さも一際です。


龍山寺は、実は強力な風水スポットなんです。

言われてみればかもしれませんが、確かに中に入った瞬間、心が穏やかになるような気を感じることができます。


　← 特に入口入って右手のこの場所はすごく居心地がよかった。平目筋も回復します。


　→ さらに進むと本堂があります。


泣が止まらない、、なんだこの感情は、、

入ったときがちょうど祈祷の時間だったようで、たくさんの人が祈りを捧げていました。

お経とは全く違います。歌です。

何を言っているのか全くわからないですけれど、自然に涙がこぼれてきます。


　→　祈ります。

　→　祈ります。


本尊は仏教の観音菩薩なんですけれど、他にも道教の神々や三国史の関羽帝も祭られています。

ちなみに、関羽帝は中国や台湾では勉学の神様（だったかな？）として人気があって、至る所で廟が見られます。


　→　祈ります。

　→　祈ります。


2時間くらいいましたね。

ここはまた行きたい、星５つのスポットです。

今年の"るるぶ"ではフィーチャーされていないですけれど、、

「編集長！お願いしますよ〜、龍山寺ね、龍山寺。」

アイテム。こんな気が充実したところで買うアイテムは絶対いいでしょ。

というわけで、


　◇ 上司のＭ部長 ・・・ 商売繁盛の招きネコストラップ

　◇ 弟のタンゴ・スター ・・・ 干支の鼠のストラップ

　◇ 弟の彼女 ・・・ 婚姻成就ストラップ

　◇ 自分 ・・・ 龍山寺の龍と自分の名前にかけて龍のストラップ


を購入しました。こういうのって人にはあまり見せない方がいいってよく言われるので写真は割愛させて頂きますね。


■ 猫空 （ﾏｵｺﾝ）

10時30分。

地下鉄板南線（ﾊﾞﾝﾅﾝ）で東に5つ目の忠孝復興駅（ﾂｫﾝｼｬｵﾌｳｼﾝ）で乗継。

木柵線（ﾑｰﾂｧ）で南に9つ目の動物園駅（ﾄﾝｳｰﾕｴﾝ）下車。

ここまで約1時間。





木柵線はモノレールで比較的街外れを走ります。

しかも無人。

日本でいうところの"ゆりかもめ"みたいな電車ですね。


　← どんどん山の中に進んでいきます。


そこからロープウェイで猫空へ。

「あ、やっぱりそうなんだ、、」

前日、おおしろさんに猫空へ行きを告げた際に、

「ロープウェイ、壊れてるよ」

って言われていたんですけれど、猫空は旅の前から行きたかったところで

なんといっても名前がワンピース的で行けば何かが起こる（はず）なスポットの予感がしていました。

しかし、やっぱり壊れていました、、


[教訓. 5] 郷に入らずんば郷に従え。


ガイドブックによるとバスでも行けるとのこと。

「仕方ない。バスを待つか。」

停留場はすぐ見つかります。

しかし、ガイドブックに記載されているバスの名前が看板にありません。

そんなバスはないのか？間違いか？名前が変わったのか？

しばらく、バスの様子をみます。

・・・1時間。。

たくさんバスは来ましたけれど、それらしいのは来ませんでした。。


あとでまた書きますけれど、台湾でバスに乗るのは知識と勇気が必要です。

地元の方も自分が乗るバスのこと以外はほとんどわからないんですって。

「ていうか、未だにわからんよ、、」


というわけで、猫空には行けませんでした。

ちなみにタクシーはボラれる可能性があるので止めておいた方がよいですよ。

気分だけ行ったことにして、参考サイトをリンクしておきますね。


□ 台湾(台北)猫空ロープウェイでの休暇

□ 台湾大迷媽媽的育兒日記 「ぽっくんママの台湾大好き親子旅遊」


　← いちよう麓まで来たということで、台北市動物園の入口を収めます。


中国との国交正常化の象徴としてパンダが贈られ、たくさんの社会科見学や一般の方で賑わっていました。
　　　　

猫空は標高が高く高級烏龍茶がたくさん取れます。

日本では烏龍茶と言えば中国の福建省ですけれど、台湾で採れるお茶の方が実はおいしかったりするんですよ！！

茶屋もたくさんあって、24時間滞在できるところもあるようです。

霧がかかった山影から茶を味わいたかった。。



次回は、淡水、新北投からお届けします。

再見！再見！

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