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【NO.44】ビートルズ、カタログリマスター記念☆☆ =第八話=
過去の関連記事はこちら↓↓
・ 第一話 : PLEASE PLEASE ME (ステレオ版)
・ 第二話 : With the Beatles (ステレオ版)
・ 第三話 : A HARD DAY'S NIGHT (ステレオ版)
・ 第四話 : BEATLES FOR SALE (ステレオ版)
・ 第五話 : HELP! (ステレオ版)
・ 第六話 : RUBBER SOUL (ステレオ版)
・ 第七話 : REVOLVER (ステレオ版)
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さぁ、今週も始まりました!
DJ. リュン・レノンがお届けしております"ラヂオ!リュン・レノン"。
3週間ぶりの放送でしょうか。
いちよう副職としてやっているもんですから、なかなか思ったように更新できなくてすみません。。
実は、このカテゴリー。
本職のコミックレンタル関連の記事を更新したときよりもアクセスがぐんっとあったりしているんですよ。。
そんな訳かちょっとプレッシャーも感じていたり。。
それでもやっぱりこうして好きなことを書けるのは楽しいもんです。
これからもできるだけ小まめに更新していく(はず)なのでよろしくお願いしますです。
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第八回目の今日は、8枚目のアルバム"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"からお届けします。
このアルバム。
ロックの名盤100のような企画の際には、
必ずと言っていいほど1位になっているアルバムなんですよね。
そんなにすごいアルバムなのか!と思って試しに聴いてみるとしましょう。
おそらくですけれど、初めて聴いた人は「へー。」で終わるような気がします。
確かにひとつずつの楽曲は悪くないですし、むしろいい曲だな〜って思う方が多いと思いますけれど、
1位となると「へー。」終わり。
時代背景や当時の音楽シーンといったバックグランドを知ることで魅力が一気に増す。
それが、"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"なのです。
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[バックグラウンド]
? 前作"REVOLVER"まで行っていたライブ活動を中止。
⇒ 観客の声で自分たちの音でさえ聞こえない。PA音響技術の限界。
? アイドルグループからアーティストへ。
⇒ [創造]新たな表現への挑戦と好奇心。
⇒ [髪型]マッシュルームから髭+ロン毛へ。
⇒ [契約]契約更新のタイミング。年2枚のアルバムは作らず。(ベストアルバムで代用)
⇒ [生活]個々が好きなことを始めた。ジョンは映画出演。ポールはクラシックの作曲。ジョージはインドでシタールの修行。リンゴは家族と余暇を。 ← やっぱり"Sgt〜"はレコードだよなー。って久々にかけたら機材が壊れてた!!ひとまず針を交換しようかな。。泣きそうに残念っす、、
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[サウンド]
1967年6月にリリース。
前年11月から始めたレコーディングは総計700時間を越えたようです。
1日8時間として約90日。
ビートルズとしては、そして当時としても異例の時間と費用が費やされました。
録音機材は相変わらず4トラックレコーダー。
4トラックを持っている方ならわかると思いますが、
「"Sgt〜"は8トラックで作られた」って言われても疑わないくらい音の密度が濃い仕上がりになっています。
世間的にはビートルズにだけ目が向けられますが(もちろんすごいんですよ!)、
ビートルズの要望を実現させるために試行錯誤を繰り返したプロデューサーやエンジニアたちの努力も忘れてはならないでしょう。
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[新たな挑戦]
アルバムがリリースされるごとにリスナーに驚きを与えてくれるビートルズですが、
"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"では以下のような挑戦をしています。
◆ スタジオでライブを再現
⇒ ツアーを行わない代わりにレコードを通してライブを体感してもらおうと、ビートルズが"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"(ペッパー軍曹のバンド)というバンドになりすますといったアイディアが背景にあります。1曲目でペッパー軍曹のバンドを紹介し、曲の終りにビリー・シアーズ(リンゴが歌う)というシンガーを紹介しそのまま2曲目へ。3曲目以降はビートルズ曰く、特にコンセプトがあったわけでないようですが、ラストの12曲目にタイトル曲のリプライズを入れることでよりライブ感を演出しています。さらに、アンコールとして13曲目をといった発想には感服です。
◆ おまけ付きのレコード
⇒ 今では比較的主流ですが、"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"は、レコードの中にペッパー軍曹の写真や口ひげ、腕章といった付録が付いていました。ちなみに、今回のリマスター盤にはモノラルかステレオどちらかにはおまけが付いているかと思っていたのですが、モノラルの方にまとめて再現した紙切れが一枚入っているだけで、少なからずがっかりしたファンも多いことでしょう。
◆ ジャケットの裏面に歌詞
⇒ 通常輸入盤には歌詞カードがないのですが、このアルバムが世界で初めて歌詞付きのレコードとなりました。
◆ ベースをDIで録った!
⇒ ちょっと専門的な話ですが、簡単にいうとマイクを通さず直接4トラックレコーダーへ音を入れることで、他の楽器との音的干渉を無くしたわけです。当時は機材の損傷を考慮しタブーにされていましたが、今ではベースをDIで録るアーティスはたくさんいます。
◆ 41人編成のオーケストラ
⇒ 4トラックで41個の楽器をどう録るか。すでに4トラック(?)はいっぱい。ここで2台目の4トラックレコーダー(?)を用意するわけです。?を再生しながら?に重ねる。単純に同じことをやるとわかるのですが、?と?でタイムラグが発生します。そこで、?から?へ同期信号を送ることでテープの回転タイミングをぴったりに合わせるわけですね。すごいっす!!今では128トラックなんてのもありますからこんなことはやらなくてもいいんですけれど、ぜひやってみたいと思います。
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いかがでしたでしょうか?
"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"。
金字塔といわれる所以はそれなりにある訳ですね。
でも、一番はやっぱり聴いて「いいな」って思えることだと思います。
ちなみに私は本当の話、「このアルバムが最高!」と思ったことはないですね。
何か他と違うってのは感じますけれど、ビートルズで何か貸してよって言われたら、6番手、7番手くらいになるかな。。
いずれにしてもですね、ビートルズはまずは全アルバムを聴かないとそのアルバムのよさがわからないと思います。
すべて違ったよさがあるんです!!
なので、貸してって言われたら、「あ、全部持って来ちゃった〜」というのが正解だと思いますね。
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[収録曲]
1. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
2. With a Little Help from My Friends
3. Lucy in the Sky with Diamonds
4. Getting Better
5. Fixing a Hole
6. She's Leaving Home
7. Being for the Benefit of Mr. Kite!
8. Within You Without You
9. When I'm Sixty-Four
10. Lovely Rita
11. Good Morning Good Morning
12. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
13. A Day in the Life ← 一番好き!!
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では、次回は"Magical Mistery Tour"からお届けします。
今度の放送はいつになることか、、
Hello! Goodbye!
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