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【NO.99】ジョン・レノン、リマスター発売記念☆☆ =第一話=
過去の関連記事はこちら↓↓
【BEATLES】
・ 第一話 : PLEASE PLEASE ME (ステレオ版)
・ 第二話 : With the Beatles (ステレオ版)
・ 第三話 : A HARD DAY'S NIGHT (ステレオ版)
・ 第四話 : BEATLES FOR SALE (ステレオ版)
・ 第五話 : HELP! (ステレオ版)
・ 第六話 : RUBBER SOUL (ステレオ版)
・ 第七話 : REVOLVER (ステレオ版)
・ 第八話 : Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (ステレオ版)
・ 第九話 : Magical Mystery Tour (ステレオ版)
・ 第十話 : The BEATLES (ステレオ版)
・ 第十一話 : Yellow Submarine (ステレオ版)
・ 第十二話 : ABBEY ROAD (ステレオ版)
・ 第十三話 : LET IT BE (ステレオ版)
・ Coffee Break 1) : LOVE
【John Lennon】
・ 第0話 : INTRODUCTION
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こんばんは。
今日も始まりましたラヂオ!リュン・レノン!!
しばらくはジョン・レノン特集が続く予定です。
が、特に10月以降ビートルズ関連のリマスター版がたくさん発売されていますので
私の気分で急にポールやビートルズの記事になることも考えられる
気まぐれな感じで進んでいく予定ですので始めに断っておきますね。
さて、ジョン・レノン特集。
今回もビートルズ(ステレオ版)の時と同じように発売順で解説して参ります。
そして第一話はビートルズ解散後の彼の初のソロアルバム[PLASTIC ONO BAND(邦題:ジョンの魂)]からお届けします。
[PLASTIC ONO BAND]は1970年12月に発売されました。
冒頭に初のと書きましたが、実はビートルズ時代にも4枚のアルバムを出しているんですね。
まずはオノ・ヨーコとの共作で前衛的でアバンギャルド性が高く普通のリスナーなら長時間は聴けないであろうアルバム
・ トゥー・ヴァージンズ
・ ライフ・ウィズ・ザ・ライオンズ
・ ウェデング・アルバム
の3枚をビートルズがホワイトアルバムを作っていた68年からアビーロード作成の69年くらいまでの間にリリースしています。
ジョンが自宅にオノ・ヨーコを招き入れ、それまでは一緒に録ることを考えていなかったようですが
一緒にいるうちに二人で録りたい想いにどんどん駆り出されジョンが作っていた趣味的なテープをベースに発展していったという代物?でもあります。
聴いたことがある方はわかって頂けるかと思うのですが、変態です。
これを気持ちよく聴ける方はよっぽどなドMか神の領域に達した方でしょう。
⇒ ライブ・イン・トロント(スウィート・トロント)
それから69年9月にカナダのトロントでライブ録音した[ライブ・イン・トロント]。
このライブアルバムはギターがエリック・クラプトン、ベースがクラウス・フォアマン、ドラムがアラン・ホワイトと兵揃いということもあり、
ジョンのライブアルバム(といっても公式には2枚しかないので海賊版も含め)の中では最もノッている作品のように思います。
これで気をよくしたジョンはさらに3枚のシングルを出し立て続けにヒット。
・ パワー・トゥー・ザ・ピープル
・ コールド・ターキー (ドラム:リンゴ・スター)
・ インスタント・カーマ (ギター:ジョージ・ハリスン)
この頃はまだビートルズは解散していなかったのですが、ジョン曰く
「ビートルズ名義で出せば何でも1位。実際アビー・ロードに俺は半分しか参加していない。じゃあ、俺達は何を売ってるんだ?そんな偽りのやり方は俺はやらない。」と。
話は少し飛びますが、ビートルズ解散が公式になったのはポールの脱退宣言がマスメディアで行われた時。
ジョンはその一年前からビートルズとしての活動をしていませんでした。
しかし、アンソロジーでのジョージの言葉にもあったように「険悪な雰囲気はあったがまさか解散するとは思っていなかった」
と同じようなことをジョンも思っていたように思います。
その証拠にジョンは解散が正式になったあと(正式には74年まで裁判が続くのですが)、
ジョンは精神科医であるアーサー・ヤノフを訪れ、プライマル・スクリームといった治療を受けています。
そしてこの治療の影響のもと、ジョンは自分の心の奥にしまいこんでいたような想いを[PLASTIC ONO BAND]の中に吹き込んでいます。
ベースにクラウス・フォアマン、ドラムスにリンゴ・スターとほぼすべての曲を3人で録った結果、
音数が少ない分、ジョンの心の叫びが全編を通じ前に出、非常にシンプルですが力強いアルバムとなりました。
邦題であるジョンの魂、付けた方はなかなかのセンスのように思います。
⇒ メイキング・オブ・ジョンの魂のDVDです。マルチトラックテープレコーダーで各楽器の音を分かりやすく解説してくれるシーンは必見ですよ!!
さて、本題である今回のリマスター版は何が変わったか。
ここが一番難しく、というのも的確にここがこう変わりましたというのはリマスターされた方々でも答えられないように思います。
そして音楽は感覚ですから「こんな感じにしましたよ、こんな感じに聞えますね」という方がむしろ出てくるのかなと思いますがいかがでしょうか。
それで今回私が感じたのは、2000年に発売されたミレニアムリマスター版に比べ、
?暖か味が増した
?音量が下がった (ここはボリュームを上げればよいだけなのであまり問題ではない)
の2点がそれぞれ5回ずつ聴き比べた中で思ったことです。
結果的に今回のリマスター版の方が今は好きなのですがこれもほんとに好みでミレニアムリマスター版の方がいいと思う方も多数いらっしゃると思います。
ただ、レコードの雰囲気やイギリスらしさが再現できているのは今回のリマスター版じゃないかと思いますね。
ちなみにミレニアムリマスター版はリマスターだけでなくリミックスも施されているので若干レコードと聞こえが違うのも抑えておいた方がよいでしょう。
う〜む、どっちも優れていて甲乙付けがたい。。敢えて言うなら、"今は"、今回のリマスター版ですね。
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【収 録 曲】
1. Mother |
2. Hold On |
3. I Found Out |
4. Working Class Hero |
5. Isolation |
6. Remember |
7. Love |
8. Well Well Well |
9. Look At Me |
10. God |
11. My Mummy's Dead |
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来週は、名盤"IMAGINE"からお届けします。
お楽しみに。
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