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大人気サイト「台湾トコトコ日記」のフェードアウト的終了から3年。ついに第二弾が開幕!なんとこの間、台湾人の妻と結婚し、旅もよりディープ?な方へ。このブログでは、台湾やアジア諸国の情報に加え、マイレージの貯め方やポイントサイトの利用方法など、日本人夫と台湾人妻が実践している日常生活の知恵なども綴っていきます。夫婦共々どうぞよろしくお願いします(^- ^ )
カテゴリ:◆ 音楽の話
2010-01-16
◆ 音楽の話
過去の関連記事はこちら↓↓・ 第一話 : PLEASE PLEASE ME (ステレオ版)・ 第二話 : With the Beatles (ステレオ版)・ 第三話 : A HAR
2010-01-10
◆ 音楽の話
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2009-12-20
◆ 音楽の話
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2009-11-29
◆ 音楽の話
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2009-11-01
◆ 音楽の話
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【NO.52】ビートルズ、カタログリマスター記念☆☆ =第十一話=
過去の関連記事はこちら↓↓
・ 第一話 : PLEASE PLEASE ME (ステレオ版)
・ 第二話 : With the Beatles (ステレオ版)
・ 第三話 : A HARD DAY'S NIGHT (ステレオ版)
・ 第四話 : BEATLES FOR SALE (ステレオ版)
・ 第五話 : HELP! (ステレオ版)
・ 第六話 : RUBBER SOUL (ステレオ版)
・ 第七話 : REVOLVER (ステレオ版)
・ 第八話 : Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (ステレオ版)
・ 第九話 : Magical Mystery Tour (ステレオ版)
・ 第十話 : The BEATLES (ステレオ版)
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う〜む。コミ・レン太のトコトコ日記の連載がひとまず終わり、
これからラヂオの方に力を入れるべきか新連載を始めるべきか、、
そんなことを悩んでいるリュン・レノンです。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
このビートルズ、カタログリマスターシリーズもステレオ版は残すところ
今回を含めてあと3回となりました。
このあとモノラル版の解説に移行していくシナリオもあるのですが、
ビートルズ以外の60'sの音楽にも焦点をあてていこうかなと思っている次第です。
如何せん気まぐれ文面ラヂオですから、適当に読み流して頂ければ光栄です。
言われなくてもそうしていると思いますけれど。。
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さて、第十一回目は"Yellow Submarine"からお届けします。
発売は1969年1月。このLPの解説は少し難しいです。
一般的にですが、ビートルズの好きなアルバムをランキングにするなら
おそらく本LPは一番下か下から2番目になるでしょう。
(イエサブ大好きの方、すみません。。このあと褒め称えますから)
そういえば、タイトル曲の"Yellow Submarine"はタモリのボキャブラ天国に出品され、
サビのバース部分が「家にサブ5人、家にサブ5人」と歌われていて、
当時は少数派のイエサブ好きのファンが暴徒化するといった事件もありましたね。
暴徒化はウソですけれど何か?(イエサブ好きな方、申し訳ございません。)
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本LPは1968年7年に公開された同名アニメーション映画のサントラ的位置づけでリリースされています。
これまでビートルズが出演してきた映画は"A HARD DAY'S NIGHT"、"HELP!"、
"Magical Mystery Tour"の3作品で、どれも少なからず自分たちの意思を反映させた作りになっているのですが、
本映画はビートルズの知らないところで企画が進んでいたことで
当人たちに知らされたときはあまり乗り気ではなかったようです。
しかし、プロデューサーのジョージ・マーティンが制作側にokを出していたことで、
マネージャーのブライアン・エプスタインがビートルズを説得し、
映画に新曲を4曲提供するといった形で落ち着き、レコーディングに入るわけです。
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ここからが自説。
この話が出ていたのがあの"Sgt. Pepper's Lonley Hearts Club Band"のレコーディング直後。
映画も"Sgt. Pepper's〜"が描くサイケデリック感を全面に出ていますし、
何と言ってもレコーディング時期が"Sgt. Pepper's〜"と重なるため
"Sgt. Pepper's〜"の続編または姉妹曲と捉えてもいいのでは?と思います。
そう考えるとビートルズが希望していたようにこの4曲がEPとしてリリースされていれば
また今と捉え方がが変わったものになっていたのではないでしょうか。
ちなみに、本LPは映画公開から半年後にリリースされたことと、
A面6曲がビートルズの楽曲でB面7曲がサントラということもあって、
ビートルズでは初めての全米1位を逃し2位となっています。
しかしシングル"Strawberry Fields Forever"が2位だったときポールも言ってましたけれど、
1位でいることのプレッシャーからようやく解放されたのではないでしょうか。
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ちなみに初めは乗り気ではなかったビートルズも作品を観た後は一変し、
ジョージ・ハリスンなんかは以下のように言っています。
『僕はこの映画が大好きだ。老若男女が楽しめる作品なんてビートルズならではだね。』
なお、本LPは冒頭でも触れたようにサウンドトラック的位置づけでリリースされましたが、
1998年のDVD化の際には、映画で使われたビートルズの全15曲が映像・音楽共にリマスターされリリースされています。
そして、VHS化の際に省かれた"Hey Bulldog"の映像も再び挿入されています。
私はこのリマスターされた映像をお台場のメディアージュで、当時の愛人A子と観ました。
今となってはいい思い出です。 → 1998年にリリースされたCD
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1. Yellow Submarine ← REVOLVER収録
2. Only a Northern Song ← 新曲(ジョージ)
3. All Together Now ← 新曲(好き)
4. Hey Bulldog ← 新曲(好き)
5. It's All Too Much ← 新曲(ジョージ)
6. All You Need Is Love ← Sgt. Pepper'S収録
↓以下B面で映画のサントラ収録↓
7. Pepperland
8. Sea of Time
9. Sea of Holes
10. Sea of Monsters
11. March of the Meanies
12. Pepperland Laid Waste
13. Yellow Submarine in Pepperland
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次回は、後期の名盤"ABBEY ROAD"からお届けします。
【NO.51】ビートルズ、カタログリマスター記念☆☆ =第十話=
過去の関連記事はこちら↓↓
・ 第一話 : PLEASE PLEASE ME (ステレオ版)
・ 第二話 : With the Beatles (ステレオ版)
・ 第三話 : A HARD DAY'S NIGHT (ステレオ版)
・ 第四話 : BEATLES FOR SALE (ステレオ版)
・ 第五話 : HELP! (ステレオ版)
・ 第六話 : RUBBER SOUL (ステレオ版)
・ 第七話 : REVOLVER (ステレオ版)
・ 第八話 : Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (ステレオ版)
・ 第九話 : Magical Mystery Tour (ステレオ版)
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みなさん、ご無沙汰しておりました。
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
DJ.リュン・レノンです。
先日、私の高校時代の恩師から年賀状を頂きました。
最近はパソコンで作られる方が多く、たいてい空いたスペースに一筆を入れるのが
スタンダードになりつつありますが、恩師からももれずに同じ方式で頂きました。
そこに一筆。
「ブログ、マニアック過ぎ、、」
・・・そうですかー?マニアックですかねー??
まぁ、大半が自己満足で書いていますからね、たまに共感して頂ける方が少しいて頂ければ本望なのですよ。
恩師も相当のメタル好きなので書き始めたら止まらなくなると思うのですがねぇ。。
元気にしてますかー??せんせー??長崎に帰ったらまた飲みにいきましょうねー!!
そしてちっとはメタルも弾けるようになっているので一緒にどうですか??
と、冒頭の前置きで恩師へ向けて投げかけてみるのでした。
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さて、第十回目の本日は10枚目のアルバムとなる
"THE BEATLES (ステレオ版)"(= 通称:ホワイトアルバム)からお届けします。
1968年11月に自身が作った会社アップルレコードから発売された本作(当時はLP)は
世界で初めて2枚組で1位になったアルバムです。
そして、当時の批評家たちのほとんどがあまりよいレビューを残していなかったようですが、
1969年の10月までの1年間の間にずっと100位以内に入り続けたという恐ろしい作品なのです。
オリジナルで前作の"Sgt. Pepper's〜"のあとだけになかなか受け入れがたいものもあったのでしょう。
私はリアルタイムではないのですが、正直"Sgt. Pepper's〜"より本作の方が好きですね。
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ちなみにアルバムには収録されていませんが、本LP発売前にシングルとして発売された
"Hey Jude"は9週連続で1位ともっとも成功したシングルとなったようです。
今では小中学校の音楽の教科書のスタンダードですからね。
当時誰が学校の授業の教科書に載るなんて誰が思っていたでしょうか。
やはり偉大です!!
ちなみに、私はこの曲を大学院1年生のときの4年生お別れライブのときに
元リュートルズのメンバーのために一人ギターを抱えて演奏したのを覚えています。
あのとき録ったテープは今もメンバーの誰かが持っているはず。
お持ちの方、ちょっと一旦私に戻してくれませんかねー。
ベースとドラムをオーバーダブしたいと思ってまして、、
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さてさて、本作に話を戻して、、
1967年の11月。
"Magical Mystery Tour"の映画を撮り終えた頃、ビートルズはしばらく個々がばらばらに活動していたのですが、
1968年の2月に4人揃ってインドのマハリシ・ヨギの元へ瞑想をしに訪れています。
この辺りの話も話を始めると一つの連載になるくらいネタがあるので割愛しますが、
このインドを訪れたときに作られた曲が本作"THE BEATLES"に収められています。
本作には30曲が収録されていますが、他にも曲を作っていてそういった曲は
ビートルズ解散後のソロになってからそれぞれのアルバムに改めて録り直し収録されているものもあります。
それだけこの頃は制作意欲が高かった時期とも言えるのはないでしょうか。
現に"A HARD DAY'S NIGHT"以降、曲を作る数が少なくなっていたジョン・レノン単独の楽曲が11曲とポールと同じ数の曲を作っています。
またこれまで"REVOLVER"の3曲が最も収録曲が多かったジョージですが本作では4曲収録されています。
それでも未だジョン・ポールの影に隠れがちのジョージでしたが、解散後一番初めにアルバムがヒットしたのがジョージですし、
3枚組で世界で初めて1位を取った記録を作っており、"THE BEATLES"の頃はおそらくジョージが最も制作意欲と冒険心が高かったと私は思っています。
ジョンとジョージが3つ違いですから、ジョンでいうと"HELP!"の頃の時代と重ねれば考えやすいかもしれませんね。
それでも24、5そこらの少年たちがこんな作品を作れるなんてほんとに信じられません。
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また本作からレコーディング形式も変化しています。
一番大きいのはリハをやらなくなったことでしょうか。
正確にはリハを第一テイクとしたということです。
このやり方は正直膨大な時間とお金と体力が必要になります。
おそらくですが、突発的に起こった演奏でも常に録音しておいて
あとからいい部分を繋げ合わせよりいいものを創ろうといった魂胆があったのかもしれません。
しかし結果このやり方のせいでレコーディングの時間が長くなるにつれ、
メンバー間の関係もぎくしゃくし、ついにはリンゴ・スターが一時的に脱退するといったことまで起きています。
「やっぱり何事も打ち合わせが必要ですね。。」
とか偉そうに言いたくなるのですが、結果冒頭でも触れたようにバカ売れした訳ですね。
言う言葉が見つかりません。。
ちなみに、リンゴは三人から「君は最高のドラマーさ」と何度もアプローチされレコーディングに合流しています。
そういう経緯もあって、A面(ディスク.1)の1.と2.のドラムはポールが叩いています。
タム回しやスネアの質感が他とは異なるのでわかりやすいでしょう。
それから、メンバー4人が揃って録音をしている曲はほとんどなく、いるメンバーでできるところから仕上げるといったやり方をしています。
収録曲もビートルズ!っというよりは各人のソロ作品を集めた感の方が強いと思います。
そこを敢えて、アルバム名で"THE BEATLES"とするところがビートルズらしいと思いますね。
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ディスク:1
1. Back in the U.S.S.R.
2. Dear Prudence ← フェイバリット!
3. Glass Onion
4. Ob-La-Di, Ob-La-Da ← 私がビートルズと出会った曲
5. Wild Honey Pie
6. Continuing Story of Bungalow Bill ← ヨーコのパートが好き
7. While My Guitar Gentley Weeps ← クラプトンのソロ必聴!
8. Happiness Is a Warm Gun ← フェイバリット!
9. Martha My Dear
10. I'm So Tired ← フェイバリット!
11. Blackbird ← よく演奏します
12. Piggies
13. Rocky Raccoon
14. Don't Pass Me By
15. Why Don't We Do It in the Road?
16. I Will
17. Julia
ディスク:2
1. Birthday ← 誕生日はこの曲を
2. Yer Blues ← ジョンお気に入りの曲
3. Mother Nature's Son
4. Everybody's Got Something to Hide Except Me and My Monkey
5. Sexy Sadie
6. Helter Skelter ← ヘビメタの元祖!
7. Long, Long, Long ← つかみどころがない曲
8. Revolution I ← 一度は演ってみたい曲
9. Honey Pie
10. Savoy Truffle
11. Cry Baby Cry
12. Revolution 9 ← いかれてるけれど好き
13. Good Night
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次回は"YELLOW SUBMARINE"からお届けします。
【NO.48】ビートルズ、カタログリマスター記念☆☆ =第九話=
過去の関連記事はこちら↓↓
・ 第一話 : PLEASE PLEASE ME (ステレオ版)
・ 第二話 : With the Beatles (ステレオ版)
・ 第三話 : A HARD DAY'S NIGHT (ステレオ版)
・ 第四話 : BEATLES FOR SALE (ステレオ版)
・ 第五話 : HELP! (ステレオ版)
・ 第六話 : RUBBER SOUL (ステレオ版)
・ 第七話 : REVOLVER (ステレオ版)
・ 第八話 : Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (ステレオ版)
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めっきり寒くなりましたね。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか??
寒くなるに連れて起きる時間が遅くなるDJ.リュン・レノンです。
今回で(不定期)放送も9回目。
相変わらず、ビートルズ関連の記事を更新した日はアクセス数が急増しています。
奇しくもメジャーとは言えないこんな記事でも急増するわけですから、
ビートルズを好きな方々がどれくらい多くいらっしゃるのか思い知らされます。
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さて、今回はちょっと特殊なアルバムで現行では9枚目のアルバムとして定位置となった
"Magical Mystery Tour"からお届けします。
このアルバム、1967年の11月にアメリカ編集版として発売され、実はオリジナルのイギリス版ではないんですね。
ですのでビートルズの意図しないところで発表されたアルバムでもあるのですが、
1987年のビートルズのカタログのCD化の際にオリジナルのイギリス版に交えて
数ある他国の編集版の中から唯一カタログとしてリリースされた作品なのです。
作品にこだわるビートルズですから、編集版とはいえ、よほど本アルバムの出来がよかったということなのでしょう。
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観たことがある方はすごく多いわけではないと思いますが、
本アルバムは、"A HARD DAY'S NIGHT"や"HELP!"と並び、ビートルズ主演映画のサントラ版的役割を果たしています。
そういう理由もあってか、編集版ではあるもののカタログ作品に入りやすかったと考えてもよいかと思います。
映画の方はというと、当時はまだほとんどの家庭が白黒だったこともあり
本来のよさを発揮できずにメディアにかなり叩かれたそうですが、
カラーで見ると当時の時代を象徴していたサイケデリック感満載でその鮮明さに驚かされます。
特に私は作曲が4人の名前で初めてクレジットされた"FLYING"の映像が好きですね。
ちなみに、今のところ本映画は廃盤となっていて1990年代にリリースされたVHSやDVDでしか観ることができません。
中古でも案外安価で購入できますが、ぜひ全2作の映画同様リマスターで再発して頂きたいものです。
それより先に、"LET IT BE"が来年には発売されると思いますが、、
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作品の構成は、1曲目から6曲目が映画で使用された曲、
7曲目から11曲目が1967年に発売されたシングルA面B面といった構成です。
この辺りは、"A HARD DAY'S NIGHT"や"HELP!"の構成と似ていますが、
シングルで発売された作品がアルバムに納められた初のケースという点は軽く押さえておいた方がよいでしょう。
とは言ってもオリジナルではないので、例外的に思っていればよいと思いますが。
私は2002年にポールが来日したとき、埼玉スーパーアリーナへ観に行ったのですが、
そのときの一曲目がこのアルバムからで"Hello Goodbye"でした。
ベースのハイポジションでキーコードを2回鳴らしたあと、
「ゆせいいぇーす♪あいせぃのー♪」
出だしから何故だか分りませんが自然に涙が溢れ出したのを覚えています。
"All You Need Is Love"も聞かない日はないくらいラジオやCM等で今でも流れていますよね。
やっぱりいいものはいいんですね。
古いとか関係ないんです。いいものはいいんですよ。
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???
で、今回のリマスターで何がよくなったですって??
全部です!全部!!
強いて言えば、"Strawberry Fields Forever"は飛びぬけてクリアなったと思います。
全体的に静かな曲って音数が少ない分、その変化を聞き分けやすいんですよね。
ちなみに、"Strawberry Fields Forever"はCDではイギリス版で発売されたステレオ・ミックスで収録されていますが、
アメリカ版のレコードですと、違うヴァージョンのステレオ・ミックスで収録されています。
ちなみにちなみに、私は1997年に発売されたアンソロジー2収録のバージョンと
2008年に発売されたビートルズの新譜"LOVE"収録のバージョンがお気に入りです。
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1. Magical Mystery Tour
2. Fool on the Hill
3. Flying
4. Blue Jay Way
5. Your Mother Should Know
6. I Am the Walrus
7. Hello Goodbye
8. Strawberry Fields Forever ← [お気に入り]
9. Penny Lane
10. Baby You're a Rich Man
11. All You Need Is Love
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次回は、10枚目のアルバム"THE BEATLES"(通称ホワイトアルバム)からお届けします。
はろー♪ぐっばい♪
【NO.44】ビートルズ、カタログリマスター記念☆☆ =第八話=
過去の関連記事はこちら↓↓
・ 第一話 : PLEASE PLEASE ME (ステレオ版)
・ 第二話 : With the Beatles (ステレオ版)
・ 第三話 : A HARD DAY'S NIGHT (ステレオ版)
・ 第四話 : BEATLES FOR SALE (ステレオ版)
・ 第五話 : HELP! (ステレオ版)
・ 第六話 : RUBBER SOUL (ステレオ版)
・ 第七話 : REVOLVER (ステレオ版)
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さぁ、今週も始まりました!
DJ. リュン・レノンがお届けしております"ラヂオ!リュン・レノン"。
3週間ぶりの放送でしょうか。
いちよう副職としてやっているもんですから、なかなか思ったように更新できなくてすみません。。
実は、このカテゴリー。
本職のコミックレンタル関連の記事を更新したときよりもアクセスがぐんっとあったりしているんですよ。。
そんな訳かちょっとプレッシャーも感じていたり。。
それでもやっぱりこうして好きなことを書けるのは楽しいもんです。
これからもできるだけ小まめに更新していく(はず)なのでよろしくお願いしますです。
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第八回目の今日は、8枚目のアルバム"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"からお届けします。
このアルバム。
ロックの名盤100のような企画の際には、
必ずと言っていいほど1位になっているアルバムなんですよね。
そんなにすごいアルバムなのか!と思って試しに聴いてみるとしましょう。
おそらくですけれど、初めて聴いた人は「へー。」で終わるような気がします。
確かにひとつずつの楽曲は悪くないですし、むしろいい曲だな〜って思う方が多いと思いますけれど、
1位となると「へー。」終わり。
時代背景や当時の音楽シーンといったバックグランドを知ることで魅力が一気に増す。
それが、"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"なのです。
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[バックグラウンド]
? 前作"REVOLVER"まで行っていたライブ活動を中止。
⇒ 観客の声で自分たちの音でさえ聞こえない。PA音響技術の限界。
? アイドルグループからアーティストへ。
⇒ [創造]新たな表現への挑戦と好奇心。
⇒ [髪型]マッシュルームから髭+ロン毛へ。
⇒ [契約]契約更新のタイミング。年2枚のアルバムは作らず。(ベストアルバムで代用)
⇒ [生活]個々が好きなことを始めた。ジョンは映画出演。ポールはクラシックの作曲。ジョージはインドでシタールの修行。リンゴは家族と余暇を。 ← やっぱり"Sgt〜"はレコードだよなー。って久々にかけたら機材が壊れてた!!ひとまず針を交換しようかな。。泣きそうに残念っす、、
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[サウンド]
1967年6月にリリース。
前年11月から始めたレコーディングは総計700時間を越えたようです。
1日8時間として約90日。
ビートルズとしては、そして当時としても異例の時間と費用が費やされました。
録音機材は相変わらず4トラックレコーダー。
4トラックを持っている方ならわかると思いますが、
「"Sgt〜"は8トラックで作られた」って言われても疑わないくらい音の密度が濃い仕上がりになっています。
世間的にはビートルズにだけ目が向けられますが(もちろんすごいんですよ!)、
ビートルズの要望を実現させるために試行錯誤を繰り返したプロデューサーやエンジニアたちの努力も忘れてはならないでしょう。
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[新たな挑戦]
アルバムがリリースされるごとにリスナーに驚きを与えてくれるビートルズですが、
"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"では以下のような挑戦をしています。
◆ スタジオでライブを再現
⇒ ツアーを行わない代わりにレコードを通してライブを体感してもらおうと、ビートルズが"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"(ペッパー軍曹のバンド)というバンドになりすますといったアイディアが背景にあります。1曲目でペッパー軍曹のバンドを紹介し、曲の終りにビリー・シアーズ(リンゴが歌う)というシンガーを紹介しそのまま2曲目へ。3曲目以降はビートルズ曰く、特にコンセプトがあったわけでないようですが、ラストの12曲目にタイトル曲のリプライズを入れることでよりライブ感を演出しています。さらに、アンコールとして13曲目をといった発想には感服です。
◆ おまけ付きのレコード
⇒ 今では比較的主流ですが、"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"は、レコードの中にペッパー軍曹の写真や口ひげ、腕章といった付録が付いていました。ちなみに、今回のリマスター盤にはモノラルかステレオどちらかにはおまけが付いているかと思っていたのですが、モノラルの方にまとめて再現した紙切れが一枚入っているだけで、少なからずがっかりしたファンも多いことでしょう。
◆ ジャケットの裏面に歌詞
⇒ 通常輸入盤には歌詞カードがないのですが、このアルバムが世界で初めて歌詞付きのレコードとなりました。
◆ ベースをDIで録った!
⇒ ちょっと専門的な話ですが、簡単にいうとマイクを通さず直接4トラックレコーダーへ音を入れることで、他の楽器との音的干渉を無くしたわけです。当時は機材の損傷を考慮しタブーにされていましたが、今ではベースをDIで録るアーティスはたくさんいます。
◆ 41人編成のオーケストラ
⇒ 4トラックで41個の楽器をどう録るか。すでに4トラック(?)はいっぱい。ここで2台目の4トラックレコーダー(?)を用意するわけです。?を再生しながら?に重ねる。単純に同じことをやるとわかるのですが、?と?でタイムラグが発生します。そこで、?から?へ同期信号を送ることでテープの回転タイミングをぴったりに合わせるわけですね。すごいっす!!今では128トラックなんてのもありますからこんなことはやらなくてもいいんですけれど、ぜひやってみたいと思います。
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いかがでしたでしょうか?
"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"。
金字塔といわれる所以はそれなりにある訳ですね。
でも、一番はやっぱり聴いて「いいな」って思えることだと思います。
ちなみに私は本当の話、「このアルバムが最高!」と思ったことはないですね。
何か他と違うってのは感じますけれど、ビートルズで何か貸してよって言われたら、6番手、7番手くらいになるかな。。
いずれにしてもですね、ビートルズはまずは全アルバムを聴かないとそのアルバムのよさがわからないと思います。
すべて違ったよさがあるんです!!
なので、貸してって言われたら、「あ、全部持って来ちゃった〜」というのが正解だと思いますね。
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[収録曲]
1. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
2. With a Little Help from My Friends
3. Lucy in the Sky with Diamonds
4. Getting Better
5. Fixing a Hole
6. She's Leaving Home
7. Being for the Benefit of Mr. Kite!
8. Within You Without You
9. When I'm Sixty-Four
10. Lovely Rita
11. Good Morning Good Morning
12. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
13. A Day in the Life ← 一番好き!!
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では、次回は"Magical Mistery Tour"からお届けします。
今度の放送はいつになることか、、
Hello! Goodbye!
【NO.39】ビートルズ、カタログリマスター記念☆☆ =第七話=
過去の関連記事はこちら↓↓
・ 第一話 : PLEASE PLEASE ME (ステレオ版)
・ 第二話 : With the Beatles (ステレオ版)
・ 第三話 : A HARD DAY'S NIGHT (ステレオ版)
・ 第四話 : BEATLES FOR SALE (ステレオ版)
・ 第五話 : HELP! (ステレオ版)
・ 第六話 : RUBBER SOUL (ステレオ版)
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今週もはじまりました!
いかがお過ごしでしょうか?DJ.リュン・レノンです。
ビートルズ特集も今回で7回目。
ステレオ版の解説はあと5回、モノラル版は12回。
まだまだ先が長いです。。
といってもなんですが、「あ、あのこと言い忘れた!」と
毎度書き終わった後は思ってしまうのです。
それくらいネタはまだまだありますからご安心を。
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さぁ、今日は7枚目のアルバム"REVOLVER (ステレオ版)"からお届けします。
発売は1966年8月。
私がこのアルバムを初めて聴いたのが1996年の8月ですから、
リリースからちょうど30年後のことです。
振り返ればビートルズとの出会いは、中学2年生のときにふらっと付けたFM。
"OB-RA-DI OB-RA-DA Life GOES ON〜♪"
あのときは衝撃でしたね。これだ!みたいな。
元々、父親がスティービーワンダーやカーペンターズ、映画音楽が好きということもあってか
英語の歌には抵抗なくすんなりと入っていけました。
思春期真っ盛り。
今思えば、この時期に打ち込めるものが出来てホントによかったと思います。
ビートルズと出会っていなければ、働くようになって休みの日、何をしていたのか全く想像できません。
そして、こうして記事を書くこともなかったと思います。
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余談ですが、アルバム発売の2ヶ月前にリリースされた「ペーパーバックライター/レイン」
のシングル(もちろんアルバムに未収録)も語らずにはいられないでしょう。
"ペーパ、バ〜ック、ラーイタ〜♪ラーイタ〜♪ラーイタ〜♪"
"か〜〜〜〜〜〜み、ひーこうき〜♪ひーこうき〜♪ひーこうき〜♪"
日本語にすると極めてかっこわるい代表曲(他にヘルタースケルター:すべり台など)ですけど、
英語で聴いちゃえば、最高にかっこいい曲です。
私は昔からなんですが、どうやら二声や三声のコーラス(ハーモニー)が付いている曲が好きみたいです。
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そうです!コ−ラスといえば、ダブルトラッキングの話も少し触れておきましょう。
今ではカラオケでも当たり前ですが、自分の歌に合わせて自動的にハモってくれる機能(ADT)がありますが、
実はこれを開発したのもビートルズなんですね。(厳密にいうと、ビートルズの依頼を受けたエンジニアですが)
「時間ないんだよね〜。自動でなんとかならないの??」
みたいなノリだったのでしょう。
4トラックレコーディングが主流で楽曲が複雑になるに連れて、他にもさまざまな音色を入れたかったのもあるかもしれませんね。
ちなみにADTを好んだのは、ジョンのようです。
同じメロディーを何回も再現できる器用なポールに対し、
ジョンはどちらかというとその時の感情を一度に爆発させるタイプ。
まぁ、細かいことは言わないけれど、どんどん進めようぜ的な人なんですね。
こんなところにもジョンとポールという異なる才能がひとつのバンドにいたという奇跡を感じぜずにはいられません。
しみじみ。。
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このアルバムは、実は私のフェイバリットアルバムなんです。
金字塔と言われる8枚目のアルバム、"サージェントペッパー〜"より好きだったりします。
これまでジョンとポールの楽曲がメインだったのに対し、
冒頭の"TAXMAN"からジョージの曲で始まり、全部で3曲のジョージソングが入っています。
それからインド音楽の影響もところどころにちりばめられています。
中でもアルバムのレコーディングセッションで一番初めに取りかかった
"TOMMOROW NEVER KNOWS"は最強にイカしています。
「ダライ・ラマが丘の上で歌っている感じ」
ジョンがエンジニアに出した要望です。
これを受け、エンジニアのジェフ・エメリックはボーカルを回転式スピーカーに直接通すという前代未聞もことをやってのけます。
これによって、う〜む、何と表現すればいいのでしょうか、
アラブ諸国で夕方にスピーカーから流れる経典コーランのような感じになります。
そしてギターは逆回転で録音。
事前に録ったテープを何枚もつなぎ合わせ、それを逆方向に再生するといった手法です。
カセットテープでも気合を入れれば出来るのでお試しあれ。(レコーダーが破れても保障はないですけど)
もはや演奏ではありません。
インド音楽に習って、コードは"C"の一つだけ。
ビートルズの楽曲の中で一番簡単な曲ですが、一番再現が難解な曲です。
ちなみに確か、2001年くらいに行われたジョンレノンスーパーライブで、
マイリトルラバー(だったかな?)がこの"TOMMOROW NEVER KNOWS"を再現していましたね。
選曲のセンスがイケてますぜ。
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ジャケットを書いたクラウスフォアマンの話やイエローサブマリンのレコーディングの話、
日本公演やフィリピン公演からライブ活動中止の話など
他にもお伝えしたいことは山ほどありますが、またモノラル版の時にでもということで。
ちなみに、本アルバムで好きな曲は、1.2.3.4.5.7.9.10.12.13.14.。
今回もほとんどすべてですね。
えへ。
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[収録曲]
1. タックスマン
2. エリナー・リグビー
3. アイム・オンリー・スリーピング
4. ラヴ・ユー・トゥ
5. ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア
6. イエロー・サブマリン
7. シー・セッド・シー・セッド
8. グッド・デイ・サンシャイン
9. アンド・ユア・バード・キャン・シング
10. フォー・ノー・ワン
11. ドクター・ロバート
12. アイ・ウォント・トゥ・テル・ユー
13. ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
14. トゥモロー・ネバー・ノウズ
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次回は、"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"からお届けします。